「品川さんの研究って、塩類集積なんですよね。」
私は言った。
無事に平板を三脚に据え付け、測量を始めている。
品川さんは班員に指導やらアドバイスをしていた。
彼は振り向きながら言った。
「なに?興味あるの?塩害。」
「ありますよ。わたし資源行きたいんですから。」
私は立ち上がりながら言った。
中庭にあるメタセコイヤの盛り上がった木の根は、座るのにちょうど良かった。
「話、聞かせてください。」
私は言った。
品川さんは笑った。
「言ったな?人手足りないんだ。実験手伝ってよ。」
品川さんはそう言うと、また平板に目を向けた。
「良いんですか?」
私は品川さんの背中に向かって言った。
二年生の後期から実験の授業が始まる。
今はまだ前期、私は実験に対しての知識はない。
しかも研究室に所属するのは三年生からだ。
それなのに私が、手伝っていいものなのかと尋ねる。
品川さんは言った。
「はやくから実験するのは悪いことじゃないよ。むしろ強みになる。」
彼はまた振り向いて言った。
「明日、10時に研究室。あ、授業は?」
「金曜日は二限だけです。」
私は答える。
「じゃぁとりあえず10時においで。二限終わったら戻ってきたらいいさ。」
彼は言った。
私はこの時、次の日から資源研究室に入り浸る生活になるとは思ってもみなかった。
私は言った。
無事に平板を三脚に据え付け、測量を始めている。
品川さんは班員に指導やらアドバイスをしていた。
彼は振り向きながら言った。
「なに?興味あるの?塩害。」
「ありますよ。わたし資源行きたいんですから。」
私は立ち上がりながら言った。
中庭にあるメタセコイヤの盛り上がった木の根は、座るのにちょうど良かった。
「話、聞かせてください。」
私は言った。
品川さんは笑った。
「言ったな?人手足りないんだ。実験手伝ってよ。」
品川さんはそう言うと、また平板に目を向けた。
「良いんですか?」
私は品川さんの背中に向かって言った。
二年生の後期から実験の授業が始まる。
今はまだ前期、私は実験に対しての知識はない。
しかも研究室に所属するのは三年生からだ。
それなのに私が、手伝っていいものなのかと尋ねる。
品川さんは言った。
「はやくから実験するのは悪いことじゃないよ。むしろ強みになる。」
彼はまた振り向いて言った。
「明日、10時に研究室。あ、授業は?」
「金曜日は二限だけです。」
私は答える。
「じゃぁとりあえず10時においで。二限終わったら戻ってきたらいいさ。」
彼は言った。
私はこの時、次の日から資源研究室に入り浸る生活になるとは思ってもみなかった。