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「勝ち組」と「負け組」

ここ数年、「勝ち組」、「負け組」という表現が使われるようになった。では、どうすれば勝ち組になり、どういう人が負け組なのだろうか。都内の一等地に豪邸を構えたり、毎日のように豪華な食事をしていれば勝ち組か。そうではないだろう。個人的には、10代の若者同士の会話の中でも「勝ち組」、「負け組」という言葉が簡単に使われている現状を恐いと感じている。ただ、彼らが「勝ち」、「負け」を強烈に意識する理由もわからなくない。いや、痛い程によくわかる。

僕らの世代は「バブル崩壊」に始まり、「消費税率の引き上げ」や「デフレスパイラル」、「サブプライムローン問題」を発端とした「リーマンショック」とネガティブなワードが勝手に次々と新聞の紙面を飾り、生涯ずっと不況だ。挙げ句の果てには、就職活動という人生を大きく左右する大切な局面で「100年に1度の大不況」という言葉が一面を飾った。人々の生活が苦しくなる一方で、顔色ひとつ変えず、豊かな生活を送っている一部の大人が華やかに映ったのも事実だ。

そして、そんな僕らの幼少期をメディアは「失われた10年」だと言う。ただ学校の方針に従って勉強してきた僕らを「ゆとり世代」と一括りにする。冗談じゃない、それが本音。「バブル」という架空の力に踊らされ、私利私欲に生きてきた大人たちにそんなこと言われたくはない。もちろん、すべての人がそうだとは思っていない。インターネットや通信技術の発達をはじめとする、優れた技術と豊かなモノに恵まれた今の生活をつくって頂いた大人たちにはとても感謝している。僕らを育ててくれた親や恩師、すべての大人にも。

それに、僕らは僕らなりに自分たちの“強さ”を理解している。そのなかでも、「デジタルネイティブ」というのは顕著であると感じている。幼い頃から自宅にはパソコンがあり、小学校や中学校から携帯電話を持ち歩いている。「Google」や「Yahoo!」といった検索サイト、「wikipedia」や「You Tube」などのOGM※1、「twitter」や「facebook」などのSNS※2といった様々なニューメディアに創成期から密接に触れているといったことは大きな強みであると思う。

ただ、インターネットの発達は僕らの生活を豊かにする反面、無意識のうちに視野を狭めているといった弊害もいくつかあることもまた事実である。このことに関しては、多少長くなるので、また別の機会に書きたいと思う。

話を戻そう。いまの時代、ある程度の有名な大学への現役合格率は約50%、企業への就職率は知名度問わずに約60%である。僕自身も1年間の就活浪人を経て企業への就職を決めたが、人より時間をかけて自分の進路や職業を決める人は大勢いる。その人に向かって「負け組」と言う人がいるだろうか。むしろ、当の本人が他の人より時間がかかっているという事実を上手く利用し、悔しさをバネに、努力をしている「勝ち組」ではないだろうか。

人生はどこでチャンスが訪れたり、自分を活かせる仕事と巡り会えるかわからない。そう考えれば、仕事で思い通りの実績を上げられなかったり、希望の職種ではなかなか採用してくれる企業がなかったり、志望校に合格できず浪人している人たちも、決して「負け組」ではなく、勝利を目指す道の途中にいる人だと考えられる。ただ、そこで自分が苦しい立場にあることを社会や他人の責任と考えているようでは、せっかく道は勝利につながっているのに、行き先を見誤ってしまうことになりかねない。

また、世間一般で言われている名門大学を卒業し、一流企業でバリバリ仕事をしているビジネスマンも、勝利を目指す道を歩んでいるのではないだろうか。それでも、仕事の内容に不満を抱いたり、将来は出世できるのかと不安になったりしている人も少なくないと思う。しかし、自分には合わないと思える仕事が貴重な経験になることもあるはずだ。肩書きの上では出世していなくても、組織にとってなくてはならない存在になることはいくらでもできると思う。

つまり、「勝利」の定義とは、人それぞれである。もっといえば、「勝利」の正体が何なのか、すべてわかった上で突き進んでいる人などいないのだと思う。だからこそ、大切なのは現時点の自分が「勝ち組」なのか、「負け組」なのかと自覚することではなく、ただひたすら勝利を目指していくことではないだろうか。きっとそのプロセスがその人自身の人生というものなんだと思う。

「全力To The Best.」僕が信念としてずっと掲げている言葉。中学1年生から10年間1度も変えなかった。それは、加減をして物事に取り組んだ結果が全力で取り組んだ結果に勝ることが1度もなかったからだ。これから社会に出ても、普段から目の前の仕事に全力で取り組んでベストを尽くしたい。自分には何ができるのか正しく認識し、できないことはできるように努力し、できるようになったら質を高めていく。そして、仕事を通じて知り合った人の助言も得ながら、自分の進むべき道を模索したい。



※1:“Consumer Gnerated Media”の略。生活者が情報を発信するためのメディア。
※2:“Social Network Service”の略。社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービス。CGMに含まれる。



GURO’S BEST(No.14)
「spiritual state」/Nujabes@東京ゲートブリッジ

OCEAN’S BEST(No.3)
「THE MOMENT」/KENNY・G@山手公園 

死ぬまでに果たしたい人生50の夢

あけましておめでとうございます。
新年の豊富といってはなんだけど、現時点での死ぬまでに果たしたい人生50の夢を考えてみました。バカバカしいと思うかもしれませんが、僕はすべて本気で叶えるつもりで、全力で生きていきます。それでは、みなさん今年もよろしくお願いします!


【死ぬまでに果たしたい人生50の夢】
1.最高に頼りがいのある人間になる。
 人脈、資金、人望などすべての面から。
2.世界中に友人をつくる。
3.草野球チームをつくる。
 自分がいなくても機能する体制にして、組織としてのチームをつくりたい。
4.ホノルルマラソンを完走する。
 まずは東京マラソンを完走したい。
5.今その時、目の前にいるその人自身と向き合い続ける。
6.遅刻をしない人間になる。
7.英語を話せるようになる。
8.うまい料理がつくれるようになる。
9.うまい酒がつくれるようになる。
10.かっこいいクルマを乗り継いで、歴代のマイカーの写真を自宅に飾る。
11.子どもの頃から憧れていたツリーハウスを建てる。
12.世界中の良き音楽に耳を傾け、音楽通になる。
13.自分の愛車でサーキットを心行くまで走り抜ける。
14.腹を6つに縦に割る。
15.DJを練習して、自分のイベントを主催する。
16.ストライクが取れる変化球を新たに3つマスターする。
17.草野球の試合で本塁打をおかわりする。
18.埼玉西武ライオンズの発展に関わる仕事をする。
19.桜前線を追いかけて旅をする。
20.親孝行をする。
21.好きなプロ野球選手のサイン入りユニフォームを額に入れて自宅に飾る。
22.「レオ」という名の犬を飼う。
 犬種はできればコリーかシェットランド・シープドックがいい。
23.体重68kg、体脂肪率12%以下を向こう20年間、常に維持し続ける。
24.BoAの発展に関わる仕事を一緒にする。
25.短編コラムを書く。
26.フィクション小説を書く。
27.映画をつくる。
28.胸中にある想いをラップで表現する。
29.好きな女性に、毎日やさしく起こしてもらう。
30.Paul Smithのスーツが似合う大人になる。
31.FRANCK MULLERの腕時計が似合う大人になる。
32.PORSCHEのクルマが似合う大人になる。
 「品格」と「遊び心」その両方を合わせ持った大人になりたい。
33.家の中にハンモックをつける。
 自由とか風とか開放とか、いろんなことの象徴だと思っているんで。
34.家に良いお酒を揃えてBAR風なスペースをつくる。
 家族と話したり、友達がフラッと立ち寄って、飲んで帰れる場所にしたい。
35.マイヨット、もしくはマイクルーザーを持つ。
 そして、いつか家族を乗せて海の上から初日の出を見たい。
36.自分がこれまでに履いてきたスニーカーやブーツを「足跡」として、靴箱にそっと残しておきたい。
37.“つながり”を写真で表現する。
 写真家になっていつか自分の個展を開きたい。
38.終の住み処となる家を建てる。
39.自宅の庭にせせらぎと大きな池をつくる。
 いろんな魚や生き物を放して、子どもに生態系について教えたい。
40.妻と家族を心から幸せにする。
41.面白いことをし続ける。
42.子どもに学校で自慢される父親になる。
43.子どもができて女の子なら、子どもが二十歳になっても「パパと結婚するのが夢なの」と言わる。
44.子どもができて男の子なら、小学生からプレイボーイにする。
 本当の意味のプレイボーイではなく、小学生のうちから女の子を気遣えるダンディな男にしたい。
45.仕事を通じて、自分なりの使命感を持って社会的価値を提供し続ける。
 具体的には『世の中の人にたくさんの選択肢を与えたい』。選択に悩んで、迷えることは幸せなこと。その当たり前の幸せをたくさん提供し続けたい。
46.毎年でっかい球場を借りて、草野球の試合を主催する。
47.プロ野球の球団オーナーになる。
48.人文科学と技術の交差点に立てる人間になる。
 どちらかに熟成された、洗練された人間にはなりたくない。
49.常に野望を考え続けたい。
50.理想の死に方をする。
 オレだけが死んでいく。満足して、或いはまったく絶望し切って死にたい。



GURO’S BEST(No.13)
Milestone/BoA@冬の北海道 ☆☆☆☆☆

OCEAN’S BEST(No.2)
Take Care(feat.Rihanna)/Drake@大黒埠頭 ☆☆☆☆☆

青の時代

I’m fine thank you! And you?


午前4時、この街が息する頃、昇る陽を見て解く靴紐。
シャワーを浴びて冷えたビールを飲んで床につく。

午後0時、2階にある寝室の窓から照らす日差しが眩しくて目を覚ます。
シャワーを浴びて薄めのコーヒー(もはやカフェオレ?)口に含む。

「さて、どう生きようか」


大学生、もっと言ってしまえば“大学”ってなんだろう?
5年目を迎えた、未だ分からねぇ。


ONE OCEAN ALL LANDS.
海はひとつで、世界はつながっている

僕の好きな言葉である。人とモノ、そして、想いをつなぐ真っ青な大海原。
しかし、今、僕の目に浮かぶのは、津波になって荒れ狂い、濁流と化し、幾多の命を奪った憎悪と嫌悪の海である。今繰り広げられている悲惨な現実を前にして、“大学生”という自分自身が置かれている状況、この時について今一度考えたいと思う。

大学で学ぶとは?大学の場にあって、その時を得るということは?
大学に行くとは?他の道を行くこととの相違は?大学での青春とは?

多くの人はきっと大学には学ぶためにいくと答えるだろう。
けれども、そういう人は自分自身のこれまでの人生を振り返って考えてみて欲しい。
本当に大切なことは学校で学んできただろうか?違うと思う。

だからこそ僕は、学ぶことは一生のことであると思う。
いかなる状況にあっても学ぶことに終わりはない。
知ることに終わりはなく、知識に不動なるものはないから。
当然、大学だけが学ぶところではないだろう。

「友達をつくるために大学にいく」後輩に尋ねると、最も多い回答である。
間違ってはいないと思う。正直、僕にとってもそれはすごく大切なことだったから。
けれども、友人を得るためなら、そのまま社会人になることの方が近道かもしれない。

どの社会にあろうとも、良き友人はできる。大学で得る友人が優れたものであるなどと言った保証はどこにもない。仮に、高い学力を持った、もしくは、自分と同等レベルの学力を持った友人=優れた友人であると考えているのであれば、正直、そんな思い上がりは捨てるべきであると思う。

青春を楽しむために大学に行くという人もいる。
エンジョイするために大学に行くと高言する人もいる。
冷静に考えて欲しい、その人が楽しむのは「何か」であって決して「大学」ではない。

僕がひとつだけ悩まされた回答がある。ー『就職のため』
ハッキリと“NO”と言えない社会が、時代が哀しい。
しっかりとした返答をすることができない今の僕は力不足だと思う。

ただ、100年に1度の就職氷河期に就職活動を経験した身として、一番に感じたことを言わせてもらうとしたら、やっぱり就職は手段であってゴールではないと思う。

たった一度の人生で自分はどう生きたいか?生涯を賭けて何を成し遂げたいか??
その夢への過程に仕事があってお金があり、そして、人がいるのだと思う。
絶対に譲れない夢があれば、きっとその手段は一部の企業への就職だけではないハズ。


学ぶことでも、友人を得ることでも、楽しむためでもないとしたら、何のために高校時代にたくさん勉強し受験して、高い授業料を払って大学に行くのだろうか?

この夏、たくさん考えて、悩んだ。ーきっとそれが答え。
大学に行くとは、「自由」を得るためなのではないだろうか。

空や海を見る自由も、友人や恋人と遊ぶ自由も、考え悩み続ける自由も。
そう、誰よりも自由に。

中学•高校時代、大抵の学生には時間を制御する自由はなかったと思う。
遅刻•欠席は学校と保護者の下で管理されていた。

大学を経て、就職したとしても、その構図は変わらない。むしろ厳格化する。
中学時代も高校時代も、会社に勤めても時間を管理するのは、自分ではなく他者である。それは、家庭を持っても変わらない。愛する人は、愛してる人の時間を管理する。

大学という青春の時間は、時間を自分で管理することができる自由の時である。

朝起きて、学校に行くことも、海に行くこともできる。高校時代、そんなことは許されていない。働いてもそんなことはできない。家庭を持ってもそんなことはできない。

想像してみ?ー「監督、今日は西武ドームでおかわりくんの打法を学んできます。」
想像してみ?ー「課長、本日は気分が乗らないので、ちょっと山にでも登ってきます。」
想像してみ?ー「父さん、今日会社いくの辞めて、海見てきたよ。」

...絶対に許されるはずがないw


けれども、大学の友人であればきっと笑ってこたえてくれるだろう。

自由とは豊かだ。そして、残酷である。

自己が管理する時間をダイナミックに手中におさめる者もいれば、
時間の空費にうつつを抜かす者もいる。

残念ながら僕は後者に近かった。
だからこそ、未来に向かう後輩たちに向かって小さなメッセージを残しておきたい。

時に、孤独を直視して欲しい。
自分の夢が何であるか、ノドの奥から何が欲しいか、心に問い続けろ。
青春とは、自分を支えてくれている人たちの中で、孤独を直視することだ。

いかなる困難、悲しみに出会おうとも、自己を直視すること以外に道はない。誰かのために、と考えることが、自らにはね返ってくる。立ち止まり、振り返りつつ前進しなければならない。計画、実行、確認の繰り返しである。それなしに人間は成長できない。

愛される存在から愛する存在に変われ。愛に受け身はない。


一言付言する。
歴史上かつてない惨状が今も東北地方を中心とした多くの地域に存在する。
僕は先日、宮城県の石巻で惨況を目の当たりにしたが、あまりにも痛ましい状況である。

国難ともいえる震災禍にさらされた今この時だからこそ、
人は何のために生まれてくるのかを直視して問うべきであると思う。

僕は「生きるため」と「存在するため」、
つまり価値観、存在感を証明するためだと考えている。

幸い僕は後輩に恵まれてきた。年齢にして1つ下の後輩から8つ下の後輩まで、たくさんの後輩たちと関わる機会を得ることができた。中学から私立の学校育ちで、地元に友達が欲しかった僕にとって、後輩たちは充分にその穴を埋めてくれた。心から感謝している。

未来に向かう後輩たちの夢や希望の話もたくさん聞いた。
だからこそ、あえて言いたい。「理想を持つだけではいけない」と。

夢や希望を語るだけではなく、『理想への道筋』を見つけて、その道を歩んで欲しい。
その道筋の中で、僕に力になれることがあれば精一杯、力になると約束する。
全力To The Best.ーどうかこの先もよろしく。



GURO’S BEST(No.12)
ビルの向こう/般若 ☆☆☆☆☆

OCEAN’S BEST(No.1)
Run This Town/Jay-Z feat.Rihanna&Kanye West ☆☆☆☆☆
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