東武鉄道さんには面白い電車があります。

特急リバティを使って浅草駅を夜 23時45分に出発し、深夜 3時08分に「会津高原尾瀬口駅」に到着する尾瀬に行くためだけの電車「尾瀬夜行」。
(※その後バスに乗り換え「沼山峠」に行きます)
週末だけ運行されるこの電車は大人気で、なかなかチケットが取れなかったりします。そして今年も、10月の3週めが最終運行日でした。

また中部山岳国立公園にある「焼岳」の噴火で出来た湖が自然崩壊して残された、かつての湖の底、奇跡の景観の上高地も 11月15日の土曜日に閉山式が、いつも通りの河童橋畔で行われました。

関東近郊の 2000m級の山もだいたい 11月末までに、安全に登れる期間は終りますが、去年の僕はまったくの初心者で、そこまで頭が回りませんでした。
「冬はみんなどうしているんだろう ?」
「寒いからきっと休み。冬眠して春を待つ ?」
なんて思っていました。

そんなとき、一年ちょうど前ぐらいだったと思いますが、「吉田類(よしだ るい)さん」という方の本を紹介している記事を目にしました。
「にっぽん百低山」

不思議なタイトルに惹かれて記事を読んでいくと、吉田さんが、登らなくても楽しめるけど、登ったらもっと楽しめるという低い山だけをガイドした本。同名の NHKさんの人気番組である「にっぽん百低山」を書籍化したものでした。


吉田類さんの仕事はライターです。「酒場詩人」の肩書で、居酒屋探訪家としても知られていますが、他にもイラストレーターや俳人など多才な顔を持っている。

吉田さんの言葉によると
「低山の魅力は、地域の人々の生活と密着しているところ」だそうです。これには僕はまったく気づいていませんでした。

低山とはそのまんまで「低い山」のことですが、明確な高さの定義はなく、500m以下、1000m以下とかの様々な考え方があります。でも初めて聞いたその言葉は、山のことを考えただけで高まる僕の気持ちを、更にワクワクさせていきました。

東武トップツアーズさんのホームページより
吉田類さんの「にっぽん百低山」
標高 329mの鋸山(千葉県)、猫丁場のハート
鋸山の展望台