朝の 4時、いつも通りに「赤城高原 SA」さんで早い朝食を摂って外に出ると、夜明けまではまだ時間があるのに、本当の真夜中の闇とは違う暗さ。これから少しずつ朝が近づくという気配の暗さ。

ここにいるのは行き先が決まっているという意味。
そう、僕が一番好きで毎年必ず行く場所、「尾瀬」に今年もまた向かっているということです。

今回は初めてのルート。
「富士見下」という場所に車を停めて、そこからずっと眺望の良くない林道歩きを経て「富士見峠」に着き、昭和 30年代の尾瀬ブームのきっかけとなったクラシックルートの「アヤメ平」に向かう、不・人気コースです。

尾瀬ヶ原にいくつかある入域口の中で人気があるのは二つで、「鳩待峠」と「沼山峠」。いずれも一般車の規制がありシャトルバスに乗らないといけないのですが、今日のコースはその規制が無く、入口まで自分の車で行くことができます。ただしその後が長く、ただただ何もない砂利の林道を歩かないと着くことができない。人気の二つの入域口とは違って下りからではなく、2時間55分の登りから始まるのも敬遠される理由。ちなみに尾瀬ヶ原は、盆地状湿原で山ではないことから、ここ以外は「登山」ではなく、正確には「入域」と言います。

そして木道は右側通行。だから入域口にある他の植物の種子を持ち込まないようにするための、緑色の靴底ブラシマットも右側だけについている。また木道に刻印されている東京電力さんの「TEPCO」のロゴも、進行方向に合わせて敷設されています。


尾瀬戸倉温泉にあるシャトルバス発着所の駐車場を右に見ながら左折して「スノーパーク尾瀬戸倉」さんに向かい、更にその先にある藪みたいな場所を過ぎて穴だらけの舗装林道を進むと、既にカーナビには道の表示が無くなって、誰もいないし居る様子もない深い森へ入っていく。

2026年8月19日の朝 5時35分、静寂のゲートに到着して行き止まりの林道脇に車を停め、準備運動をしてから弟にもらった熊スプレーを 1秒だけ試射してみて、ベルトに装着。2万円もするけど噴射可能時間は 7秒なので、あと 6秒しか残っていない。でも試射しておかないと、とっさのときに使えないし街なかでは試射もできないので、ここで試してみました。
尾瀬は「ツキノワグマ」と人が共生する場所です。

5時50分に林道ゲート脇を抜けて歩き出すと、川の流れる音だけが誰もいない山の中に響いていた。
でも今回この不人気ルートを選んだのは、どうしても確かめたいことが、三つあったからです。

「赤城高原サービスエリア」さんの「舞茸天そば」
(群馬県だから、うどんのほうが美味しいかも😋)
ざっくりマップ
ハイキング地図
誰もいない早朝の林道を車で進みます
どこに停めていいか分からない「ゲート」そば
誰もいないので、熊スプレーを 1秒だけ試射
熊スプレー、電池式熊ホーン(オレンジ)、熊ベル(ザック)、ポケット催涙スプレーを装着
富士見下ゲート
こんな登り坂の林道を 3時間近く歩きます😰