山は信仰の対象になることが多い場所です。
険しい地形と何もかも拒むような大自然。人はそれらの前では厳かさを強く感じ畏れる地として崇め、信仰に繋がっていった。
信仰の対象となる山には、それが形あるものとして残っているところもあります。
山頂は神の座る場所とされているために「座」と呼ばれますが、日本の信仰である神道において、八百万の神々をお祀りして祈るための空間となっているのが神社。その神社が山頂や山の中腹にあるのは、そういった意味から自然なことかもしれません。
今から 1万年も前の縄文時代の自然崇拝が元となったと言われる神社には、現在でもそれを支える人たちが多く暮らしているところがあります。東京でよく知られているのは高尾山と御岳山(みたけさん)。そして高尾山よりも御岳山のほうがより遠くて山深く、駅からも離れているために訪れる人が少ない。
ただその分だけ神秘的な印象は、強く残るのかも知れません。
快晴の一昨日、5月14日に向かったのがその信仰の地である御岳山。
7時30分の始発ケーブルカーに乗るために、麓の京王「滝本駅」さん前に到着したのが 6時45分。ハムカツサンドと塩むすびを缶コーヒーで流し込をでから、サンダルを登山靴に履き替えてストレッチをする。
ケーブルカーの往復チケットを買って乗り込むと、僕を含めた 8人のお客さんすべてが、ザックを背負って登山靴を履いていた。どうやら平日のこんな早い時間には、ちょっと変わった物好きしか乗らないようです。
ケーブルカーで気になったのが、正面に見えるそびえ立つようなレールの角度。
(これ本当に登れるの❓️)そんな角度です。
なんか壁みたいに見えるし、こんな角度はジェットコースターのスタートでしか見たことがない。
ジェットコースターが苦手な僕は
(これを登ったらいきなり同じ角度の下りになって、左右に急に曲ったりループコースになってグルングルンしたらどうしよう・・・)などと思いながら、手すりをギュッと掴んでました。
さすがに京王電鉄さんはそんなことはしないみたいで、約 6分後に無事に「御岳山駅」さんに到着。
少し涼しい風が吹き抜ける展望台からは、遠くの山並みとミニチュアのような街が見下ろせました。





