この山はアプローチルートが複数ありますが、どこも急で狭く、崖の上を歩くような痩せ尾根です。
痩せ尾根とは両側が急で幅が狭い稜線にある登山道です。ここはそういった切り立ったところの道が多く 70〜80度の斜面の上を歩くような感じ。ただあまり怖く思えないのは、その斜面にけっこう木があるからで、落ちてもどっかに引っかかりそう。
先の見えにくい登山道や土留めの階段で、何度も何度も足が止まり息を切らしてやっと登っていく。幸いなのは平日のため誰もいないことで、周りを気にせずに自分のペースで歩けること。
他の方のユーチューブでは、鎖に掴まらないと進めないようなところもありましたが、まだそこまでじゃない。とりあえずただただ耐えるように 1時間近く登ると、いきなり開けて冷たい風が吹き抜けてきた。そこは「宮ヶ瀬越」という分岐で、Tシャツとジャージだけの体がいっきに冷えていく。確認すると北からの風速は 6mで気温は 3℃しかない。
薄手のダウンを着て歩き続けると、進行方向の左に仏果山の山頂展望台が見えてきたのですが
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急な下り坂。
一度登ったのに下って登り返すのは本当にやめてほしい。諦めて渋々進んで行くと、またちょっと登ってちょっと下り。
もっと平らにしてくれ・・・。
そして最後は短い木製のハシゴや鎖の更に急斜面。そこを登りきると分岐があり、左側すぐの場所が仏果山の山頂でした。
山頂は林の中で、展望台に上がるとやっと 360度の僕を労うような景色が待っていた。
「いいね〜。けっこう頑張ったね〜」と誰もいない山頂展望台で一人で満足気につぶやく。
短いけれど、なんか手ごたえのある山。
ランチパックと保温ボトルの熱いコーヒーを楽しんでから宮ヶ瀬越分岐まで戻って「高取山」へ向かうとこっちのほうが更に痩せ尾根で、尾根とほぼ同じ太さの木が道を塞いでいた。
根に躓かないように幹を抱えるようにして、ゆっくりと回り込む。でもその後はわりと緩やかで、気持ち良く山頂に到着することができました。
この日初めて会う登山者さんと挨拶して展望台へ上ると、さっきよりもしっかりと宮ヶ瀬湖が観える。この冷たい風が強くなければ暫く眺めていたいような素晴らしい景色なのですが、なにしろ山頂が寒すぎるので早々と退散。
いくら低山でも、もっと暖かな季節のほうが全体的には楽しめるかもしれません。
同じ道を戻るピストンの下りは、ロープや鎖を使わなければ危ない斜面もあり、よく登ったなと思うようなコースでした。
買ったお土産は、「道の駅清川」にあった一回り細めのネギ。5本で 170円は超お買い得でした😀





