2025年10月2日、朝 2時に起きて 40分後には自宅から車を走らせました。
この日の目的地は「至仏山(しぶつざん)」。群馬県利根郡片品村にある尾瀬ヶ原の西、標高 2228mの日本百名山で花の百名山としても人気のある山。

先週の乗鞍岳とは違ってすべての天気予報は晴れ。風も穏やかで最高の登山日和になるはずで、山頂からの景色に期待は高まるばかりでした。

赤城高原サービスエリアで肉うどんを食べただけだったためか、戸倉にある第一駐車場には予定より早い 6時06分に到着。サンダルから登山靴に履き替え、ウインドブレーカーを羽織ってザックを背負い込み、シャトルバス乗り場で現金 1300円を支払って 6時30分発のバスに乗車。

バスはいつものクネクネした山道を、時々エンジン音を唸らせながら登っていきます。
尾瀬に来るのは今年だけで 3回めですが、このシャトルバスに乗るのは初めてです。今まではほとんどがツアーバスだったので何か新鮮で楽しくて、窓の外に顔を向けながらニヤけてしまう。誰もいなければきっと「やっほ~」と叫んでしまうほど。

6時55分に「鳩待峠」下の駐車場に着き、歩いてすぐ「旧鳩待山荘」さん前に到着しました。
実は今回、確認したいこともあって至仏山登山に来たんです。それは 40年以上も登山者に慕われてきた鳩待峠の象徴でもある「鳩待山荘」さんが、今年の 7月末で営業を終了したこと。そして 8月1日から星野リゾートさんが運営する「鳩待ベース cafe & shop」が営業を開始し、更に 9月1日から営業開始した宿泊施設「ルーシー」を見るために。


確かに現実はその通りで少し寂しさはありましたが、「旧鳩待山荘」さんの向かって右側は歩荷さんが荷下ろしや準備のために使っていたし、左側の食堂は無料の休憩所として開放されていました。

でも不安がちょっとあったのは、「鳩待ベース」さんでは現金が使えないという情報。何人かのユーチューバーさんがアップしていたし、ここのホームぺージにも「電子マネーかクレジットカード」だけと書いてありました。
確かに現金を使う機会は減りました。クレジットカードを持っている人は約 86%。そこに電子マネーを加えると約 93%にもなります。ただそれは街なかであれば問題がない話であって、山の中にあるたった一軒の山小屋では、残りの 7%の人に対応しないのはダメじゃないかと思わずにはいられない。何も知らずに来たら困ってしまうと思います。

まだ「鳩待ベース」さんの営業時間ではなかったため、とりあえず準備運動をしてからオニギリを麦茶で流し込み、トイレを済ませ歩き出す。

実は今日の本当の心配事はトイレと飲み水。
鳩待峠から至仏山へのピストンコースは登りが 3時間で下りが 2時間15分。
その間、トイレも水場もありません。

戸倉第一駐車場
地図
登山コース
シャトルバス車内
旧鳩待山荘さん
至仏山登山口