去年一番行きたかった場所。だけど行けなかった空にとても近い場所、それが八方池。
八方池は、長野県北安曇郡白馬村のスキー場の更に奥にあります。
北アルプス(飛騨山脈)の北側に位置し、白馬連峰の唐松岳から四方八方に尾根が延びていることから八方尾根と呼ばれるようになった山々の絶景を背に、ひっそりと静かに佇む小さな池。でもその澄んだ水面にはいくつもの山が映り込み、観る人の心を掴んで離さない。
去年そこに会えなかったのは、行こうと思った二回とも台風の日と重なったから。お天気が悪いと魅力が半減するのが山。そして難しいコースでなくても危険が増すことさえあるのが山です。また、そんな日に無理して行く必要がないと考えるのが、ゆるい山歩き。
ただ今年にして良かったこともあります。それは知識が増えたこと。
去年の僕はそこに行くために JRさんの「特急あずさ」に乗ることしか考えていませんでした。
だけど一番効率的なのは「バスタ新宿」から前日の 23時台に出て、「白馬バスターミナル」に早朝に到着する深夜高速バスです。時間はかかりますが寝て行けるし、値段も JRさんより安い。そしてゴンドラの動き始める時からスタートできるため、夏としてはまだ涼しく雲のかからない山を観ることもできそうです。
でもギリギリまでお天気を見ていたせいで、そのバスが満席になり予約ができませんでした。
その場合は「あずさ」ではなく北陸新幹線が良い。長野駅からアルピコ交通さんのバスに乗り換えるのですが、それでも深夜高速バスよりトータルで 2時間ぐらいは短縮できるし、「あずさ」より出発時間が早いため余裕をもった計画もできます。
全席指定の新幹線「かがやき 501号」が長野駅に着いたのは 7時36分。駅東口を 8時20分に出る「白馬」方面行きのバスチケットを買うために、駅西側の「善光寺口」ロータリー向かいのアルピコ交通さんの長野駅前総合案内所に寄ると
「いまなら 8時05分に間に合いますよ」と声をかけられました。
駅からバスに乗るものだと思っていた僕には、気がつかなかった場所でした。



