6月4日の朝、東京駅の八重洲北口には僕が参加するクラブツーリズムさんの他、阪急交通社さんなどのいくつものツアー会社のお客さんが、それぞれの行き先の新幹線に乗るために集まっていました。

この日は岩手県の八幡平トレッキングツアーで、何と日帰り。盛岡駅まで新幹線で移動してバスで小岩井農場に行き見学と昼食。そして八幡平をトレッキングした後に温泉に入るという盛りだくさんのツアーなのに日帰り。僕の要望をてんこ盛りにしたみたいなもの。

たった一日なのにツアー代金が 48,900円と高いのには理由があります。まず新幹線の往復だけで 3万円かかる。そして小岩井農場に寄ると八幡平に行けるバスがありません。つまり個人で企画できないルートのツアーで、山岳ガイドさんも同行するからどうしても値段が高くなります。
予定通りに東京駅を 7時32分発のはやぶさ 3号に乗り、駅弁を食べて車窓の景色を楽しんでいると、これも予定ぴったりの 9時44分に盛岡駅に到着。団体専用出口を出てバスに乗り込みます。
約 30分で小岩井農場に到着し、まずはいつものようにソフトクリームを食べる。

今回このツアーが僕に刺さった理由は三つあります。一個めは前から気になっていた「ドラゴンアイ」が観れること。これは八幡平の山頂近くにある沼の一つである「鏡沼」に現れるこの季節だけの現象で、丸い沼の周りから雪が溶け始めて、エメラルドグリーンの水が真ん中の白い雪を囲うように広がっていく。それがまるで伝説の竜の目のように見えるというのでついた名前ですが、昔は聞いたことがないと思ってました。

そしたらそれもそのはずで、外国からのお客さんが増えだした何年か前に、観光で訪れた台湾の若い女性がこの景色に感動してインスタに挙げてバズったものだそうです。そこから一気にドラゴンアイに現地が観光の舵を切ったためで、どうりで以前は聞いたことがなかったしネーミングも日本人の発想ではないけれど、すごくよく言い表している。


ソフトクリームの後は小岩井農場の始まりの場所である「上丸牛舎」を見学してから「山嶺館レストラン」でビーフシチューとベークドチーズケーキをいただいて、岩手県で一番高い山の「岩手山」の反対側にある八幡平にバスで向かいました。