目覚まし時計のライトが壊れてから一ヶ月ぐらい経ちます。だから夜中の真っ黒な部屋で目が覚めると、時間を確認するために目覚ましをスマホで照らしていましたが、それだったら直接スマホの時計を見たほうが早い。
そんなことに気がついたのが一昨日・・・・・・。

やはり不便なので目覚まし時計を買いに行こうとしたら長女から
「元気なときに使ってた目覚ましがあるよ。たしかお父さんとお揃いで買ってたよね」と言われた。

見てみると全く同じもので、僕のと間違えないようにシールが貼ってあった。もう 7〜8年前の物ですが、静かにちゃんと時間を刻み続けていました。

大切な大切な家族との悲しいお別れがあってからもう 3年3ヶ月。ずっと残されていた目覚まし時計をこの日から引き継いで使うことにしました。

お別れがあった日、たくさんの友人知人が来てくれてお悔やみの言葉をいただきましたが、そのとき感じたのは「言葉の伝わらなさ」です。

皆さんが本当に僕ら残された家族を気遣い心配してくれるのは分かるのですが、あまりに辛すぎてかけられた言葉が心に届かない。普段遣う言葉は意思を伝えたり気持ちを動かしたりする力もありますが、実はそこには限界もあって、ある程度以上の出来事が起きるとその力は失われてしまうみたいです。

こんな本当の悲しみは自分一人、あるいは家族だけで耐えるもの。何を見ても何をしてもモノクロのような世界で、どうしようもない中それを癒やすものは全くありませんでした。

でもその夜に、気持ちに寄り添うたった一つだけのものを見つけることができた。

それが歌。

ふっと思い出して聴いたのがスターダストレビューさんの「木蓮の涙」。もともと好きだった歌がこの日を境に僕に寄り添う歌になった。
だから生の声が聴きたくて、昨年 11月に初めて行った彼らのライブのこの歌のとき、僕は肩を震わせながら溢れるものを止めることができなかった。


そこから好きで、僕の気持ちに寄り添ってくれるものを探したら、たくさんの中からやっとこの歌たちに出会うことができました。
あの日から今日まで、一日も欠かさずに何度も何度も繰り返し聴いている九つの歌。

1 himawari(Mr.children)
2 ラストシーン(いきものがかり)
3 オレンジ(7!!)
4 木蓮の涙(スターダストレビュー)
5 Heiio,Again〜昔からある場所(My Litlle Lover)
6 檸檬(米津玄師)
7 君に捧げる love song(浜田省吾)
8 瞳を閉じて(平井堅)
9 勿忘草(高橋優)

これからも聴き続ける歌たちです。

浜田省吾さんのアルバム「初秋」
引き継いだ時計
勿忘草