氷河期会社員のゆるっと日々メモ -4ページ目

氷河期会社員のゆるっと日々メモ

平凡な日々の中にある、小さな楽しみや気づきを記録しています。
カバー写真は、基本的にフリー素材を使用しています。

子どもが、布団の横に
ぬいぐるみたちをずらりと並べている。


頭の角から、足の角まで。
数えるのも面倒なくらい、ぎっしり。


一緒に寝る“選抜メンバー”はまた別で、
それはちゃんと枕元に置いてある。


そんな光景を見て、
「たくさんのぬいぐるみに囲まれて、さぞ幸せだろうなぁ」
なんて、勝手に微笑ましく思っていた。


ところが。

夜中、ふと目が覚めたとき、
並べたぬいぐるみたちが
暗闇の中で一斉にこちらを見ているようで
怖いのだという。


「だから夜、目が覚めちゃうんだよ」と。


いやいや。
片付ければいいのに……。


そう思いつつも、
きっとこの“並べる”という行為そのものが
安心だったり、儀式だったりするのだろう。


怖いけど、やめられない
子どもなりの世界が、そこにはちゃんとある。


今夜もまた、
ぬいぐるみたちは整列し、
私は心の中でつぶやく。

——明日は減らしてみない?

たぶん、聞いてもらえないけれど。