本を追いかけるのをやめようと思った | 氷河期会社員のゆるっと日々メモ

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最近、本の整理をしていて気づいたことがある。


私はこれまで、


「この人はすごいな」


と思った人の本を読んできた。


そして、その人が紹介している本やその本の参考文献まで気になって買うことがあった。


最初は学ぶためだった。


しかし、気づけば本棚には大量の積読本が並んでいた。


読んでいない本。

途中まで読んで止まっている本。

買ったことすら忘れていた本。


そんな本が増えていった。


ある日、ふと思った。


その本を読んだからといって、その人になれるわけではない。


その人が成功した時代を生きられるわけでもない。

同じ能力を手に入れられるわけでもない。

同じ人脈や環境を得られるわけでもない。


もちろん学べることはある。


しかし、どれだけ参考文献を追いかけても、私は私のままだ。

そう考えると、自分は知識を求めているようでいて、本当は「憧れ」を追いかけていたのかもしれないと思った。


この人みたいになりたい。

この人のように成功したい。

そんな気持ちがあったのだと思う。


だから、その人が読んだ本まで読めば近づけるような気がしていた。


でも、現実は違った。

本は増える。

知識も少しは増える。


しかし、行動はあまり変わらない。


本棚だけが立派になっていく。

それなら、もう参考文献を追いかけるのはやめようと思う。


読みたい本だけ読む。


今の自分に必要な本だけ読む。

読まない本は手放す。


すごい人になるための読書ではなく、自分の人生を少し良くするための読書にしたい。


本は人生を豊かにしてくれる。


しかし、本を集めることが目的になってはいけない。


そんなことを、本棚の整理をしながら考えた