LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)は、GWに開催されるクラシック音楽の大イベントです。
東京国際フォーラムを中心に、9つのホールで演奏される数多くのコンサートを楽しむことができます。
ひとつひとつのコンサートが安価な上に、無料公演もたくさんあるので、1万円あれば朝から晩まで楽しめます。
今年は、ロシアの作曲家がテーマです。最初に聴きに行ったのが、これです。
ベアルン地方ポー管弦楽団
フェイサル・カルイ(指揮)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」
こういうプログラムの表記が、クラシック・マニアのイベントだなあと思わせますよね。
第三楽章からまったく切れ目なく演じ初めて、前の楽章との対比を際立たせ、休符でグッと溜めてみせる第四楽章は、気持ちよく痺れました。
期待以上の本当に良い演奏でした。
これで2,500円はありがたいなあ。
いったんホールを出て、スペイン料理屋でビールやワインを飲み、すっかり出来上がった状態で再びコンサートホールへ戻りました。
開演は、21時45分。
今度は、渋さ知らズ・オーケストラです。
「今年のLFJにおける革命的コンサート 必聴! 変幻自在のジャズ・オーケストラ」と案内されています。
定刻になり、MCの玄海灘さんが、法被にふんどし、ねじり鉢巻で登場します。
どうやらクラシック・ファンよりも、「渋さ」ファンの方が多いようだと感じられる盛り上がり。
「渋さ知らズ・オーケストラは、ロシアやフランスで演奏することが多いので、間違ってここに呼ばれたんじゃないか?」というトークに大爆笑。
LFJはフランス発祥の音楽イベントで、今年のテーマはロシア人作曲家なのです。
で、演奏が始まると・・・いきなり渋さワールド全開!
ドラムス×2、ベース×2、ギター×2、金管10本ぐらい、ピアノ、パーカッション、テルミン、ボーカル、MC、VJなどの大編成アームに、5名のダンサー、暗黒舞踏隊10人以上が加わった華麗なステージです。
ロシア音楽のさわり部分をいくつかリフするものの、全部が渋さミュージック。音圧をどんどん上げて、攻め込んで来ます。
ホール全体を巻き込んだコール&レスポンスを繰り返し、ホールの中を巨大なバルーン(火の鳥?)が舞い飛び、最後は「本田工務店のテーマ」をどかどか演奏し、観客もステージになだれ込んで大騒ぎのうちに終了したのでした。
笑った、泣いた、楽しかった。予定の時間を大幅にはみ出した演奏でした。
クールダウンするために再び夜の街へと繰り出して、夜中までバーに入り浸っていました。
「渋さ」、来年は呼ばれないだろうな。