国語の記述問題を解く手順を考える

 

①入力系

②出力系

 

としてみる.

 

①入力→①-1コマンド

   →①-2サーチ

 

②出力→②-1思考(think)

   →②-2推敲(revision)

 

いずれでバグが起こっているかをチェックしないといけない.

①-1コマンド:質問で要求されていることを確認.おしりの形が言えるかどうか.

①-2サーチ:捜索範囲は合っているか.キーワード,キーセンテンスにチェックできるか.

 

②-1思考:おしりの形から∵を使って思考を整理する.

②-2推敲:日本語として成立するように記述する.

 

息子の場合,全ての段階でバグが発生する.

以下,簡単な選択問題で確認する.

「Zくんは2012年生まれです.今年は2024年です.来年中学受験をする小学校6年生です.

弟がいて年齢差は5歳で,弟は両親が35歳の時に生まれました.」

 

問.Zくんは現在何歳でしょうか?

ア:Zくんは小学校6年生です.

イ:Zくんは弟より5歳年上です.

ウ:Zくんは干支が一回まわってくる年齢です.

エ:Zくんは両親が30歳の時に生まれました.

 

長男は開口一番「ウはないな!」と答えました.

①コマンドにバグが発生しています.

 

何歳ですか?と聞いているので「年齢を答えなさい」という要求です.

その時点で答えは「ウ」しかないはずです.

国語の選択肢で直接12歳なんて簡単に答えが書いてあるわけはなくて,

こんなふうにちょっと言い換えてあるわけです.

 

ただし!コマンドそのものにバグはないはずです.

コマンドはミスが起こってはいけないので,コマンドをしっかり受け取れるか.

まずはそこからチェックしないといけない.

 

算数のケアレスミス(条件確認ミスなど)が多発しているのも,やはりコマンド入力ミスが

多いからでしょうが.

 

6年生の6月でこのレベル.

デバッグ作業をしっかりやらないといけない.