野良ちゃんが社会の隅っこでかろうじて生きているのは、人間の意識の投影。保護猫活動をしながら私が見ているのは人間社会の歪み。
猫たちに自由に好きな場所で生きる権利はありません。
自然(nature)の一部として生きられない人間は去っていくのが自然(natural)。
何年後かに棲み分けが済んだら、保護した猫たちの希望をそれぞれ聞いて、野原や空き家や庭や海辺や我が家や‥好きな所に放してあげ、ごはんや段ボールやカイロなどを日々運んであげたい。
彼らがあたりまえの権利を取り戻すその日が来るまで生きていたい。