ご褒美?#13 2024/3北陸① | たびのきろく

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自分で過去を振り返りたくなった時用。

自分でも旅行に行きすぎていることは十分承知しており、今回の北陸旅行も直前まで行くか否か悩みまくった。しかし、今回の旅行に関しては、「新幹線ができる前」という時間制限があり、このタイミングを逃してしまえばそれまでの話になってしまう。

しかも3月から新しいバイトを始め、旅行直前に研修をしたら自分にピッタリ過ぎるバイトであることが確信できた。これは行くしかないと思い立ち、いざ北陸へ。

 

  3月14日

前日のバイト研修が終わったタイミングで北陸行きが正式決定。

なぜこんなに切羽詰まっているのかというと、明後日に北陸新幹線が敦賀まで延伸されてしまうからだ。新幹線ができる前に、サンダーバードで北陸を観光できる期間は残り二日に迫っているのである。

とはいっても、既に金沢までは新幹線が開業しているため、今回は金沢よりも西側に範囲を絞った。去年友達とサンダーバード乗り納めも兼ねて金沢、あわら温泉を観光したが、まさか最後の最後でもう一度行くことになるとは。。

 

東京駅では10分ちょいの乗り換え時間があったが、見事に遅延に巻き込まれ急遽1時間後の便に変更。8時出発とはなかなかにゆっくりなスタートである。

まあその分東京駅では今までに例のないほどゆっくり駅弁を選ぶことができた。

の割に何の変哲もないチキン弁当。


 

軽井沢では一面の銀世界、冠雪した浅間山、妙高周辺の山並みなど、冬の北陸新幹線はとにかく景色が素晴らしい。

 

どこに行くか調べたり、睡眠したりしてるとあっという間に金沢に到着。

こういうのを見ると終わりを実感する。

サンダーバードに乗り換え、芦原温泉へ。

今回の旅行のお目当て、やはり北陸と言ったらこれだよね。

 

芦原温泉から乗った路線バスの運転手、路線バスなのに名所案内や乗客との積極的なコミュニケーションを図っていて、観光客の私としてはとてもアタリのバスに乗ることができた気がする。

最初の目的地、丸岡城。日本一小さなお城らしい。

よくあるお城とは別物過ぎて、存在感が薄いわりにかなり楽しいスポットだった。

 

入り口でチケットを買う際、御城印というものを発見。御朱印のお城バージョンらしい。

確かに旅行に行く度にどこかしらのお城に行くことが多いので少し気になり危うく買いそうになったが、これ以上色々集めだしたらキリがないと思いとどまる。

 

1時間の滞在時間があったので、もう一か所。

バスの運転手に教えてもらった、日本一短い手紙の館。

笑いあり感動あり。

 

30分爆睡している間に永平寺に着いていた。

いつか来てみたいと思っていたので、今回新幹線ができる前前のこのタイミングで行くことができて良かった。

 

小さい頃北陸本線の紹介番組で見た天井。

七堂伽藍をゆっくり見物。とても心が落ち着く。

一人旅でこんな感じの落ち着いた場所をじっくり見物する時間がとてもリフレッシュになる。

 

流石に少しお腹が空いたので、私にしては珍しく観光地あるあるスイーツを食べてみた。

値段の割に、、という感じ。まあそんなことは分かっていたので文句を言うのはやめよう。

 

帰りのバスはさっきと違ってやたら豪華。

19時半までに敦賀のヨーロッパ軒に到着する、ということ以外は何も決まっていなかったので、福井でそばでも食べようかなーなんて考えていたが、明日の夜行列車の空席が出たので窓口に並ぶ。40分ぐらい掛かっただろうか、旅行先においてはとても無駄な時間に感じるが、切符を取らないと明日の帰る手段がなくなってしまうので仕方ない。

 

駅を出たところで、地元の高校生がかなり頑張って能登半島地震の募金をしていた。お見舞いと高校生たちの頑張りに動かされ、一人旅では恒例になりつつある地方デパート物色タイム、IN福井西武。

 

そばを食べるにも中途半端な時間になってしまったので、明日行こうと思っていた鯖江駅に寄り道。


国鉄感溢れる駅舎に頻繁にやってくる特急の雰囲気を感じながら、これまたいい感じな佇まいのみどりの窓口で明日のきっぷを購入。鯖江の窓口で買うことに意味がある。

めがねの街ってことは地理の授業でも習うぐらい有名な話だけど、なんで鯖江で眼鏡なんだろう。

 

結局鯖江からの普通列車でも座れず、北陸トンネル立ちっぱなしはかなりの苦痛だった。

 

ホテルは駅目の前だったが、チェックインして諸々整理する時間も無いので荷物全部持ってお目当ての敦賀ヨーロッパ軒へ。

去年福井に来た時にも食べたが、敦賀系列と福井系列とでは若干味が違うらしい。けど流石にどう違うのかわからなかった。

店員のおばさんに教えてもらい、その他色々親切にしていただきました。

 

そして本日の城、敦賀駅徒歩1分という神のような立地のマンテンホテル敦賀駅前

まだ20時、早々に大浴場へ行こうと思ったが混雑しているらしく、適応に過ごすしかない。

一人旅のホテルって快適な反面、こういう時間をどう使うかでだいぶ満足度が変わってくるんだよね。この時部屋でダラダラするぐらいなら敦賀駅にでも行って遊べばよかった。

 

そして某共立メンテナンス系ホテルみたいに夜鳴きそばがあった、、!これは嬉しい。


味に関してはドーミーインの方が上かな、って感じだけど正直こういうサービスを提供してくれている時点で素晴らしいと思う。

 

明日に続く。