日本にこんな素晴らしい移動手段があったのか。#10 2024/2山陰① | たびのきろく

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自分で過去を振り返りたくなった時用。

ブログを始めたばっかりですが、試験等々でなかなか書く時間が取れず、、

直近の旅行から書けるうちにどんどん書いていこう。今回は長いので前編後編に分けます。

 

ということで2024年一発目の大きな旅行は、去年3月に続いてまたも山陰!

今回も同じく主目的はやくもなので、晴れ間を狙って1週間前に予定を調節。

 

せっかく山陰に行くなら、夜行バスじゃなくてサンライズで行きたいよね、

ということで満席の状態から頑張って指定券を狙う。まあ直前にキャンセルが出るだろう。

案の定翌日にひとまずノビノビを確保。

翌日にはシングル下段も取れて準備は整った。(あわよくば上段を取りたい、、)

 

 ​2/11(一日目)

 結局、当日東京駅に向かう途中に上段が取れて、最高の状態で旅行スタート。

 

以前にムーンライト系の夜行列車には二回ほど乗ったが、個室の寝台は初めて。めっちゃ楽しみです!!

色々サンライズの動画見て下調べもバッチリ。

 

やっぱり電車の中でシャワー入ってみたいので、シャワーカード列に並ぶ。

混みすぎーー

後ろのおじさんと少し話したが、25年ぶりにサンライズの乗るそう。

お互いシャワー券買えて良かったですね。

 

本日の城です。

荷物だけ部屋において色々買い出し&撮影タイム。

ほかの客室も回ってみたが、初めての寝台特急にテンション上がりまくり(笑)

 

出発ギリギリに部屋に戻って、とりあえず室内灯を全部消す!

 

横になれる自分だけのプライベート空間、反射なしの窓ガラス越しに見る東京の夜景に鳥肌が立った。ひさしぶりに電車に乗っていて感動する瞬間でした。

既に旅行のクライマックスぐらいの勢いで楽しんでいる時の1枚。

 

そしてしばらく感慨にふけった後は晩酌タイム!

全てがおいしく感じる。

結局熱海までボーっと景色を見続け、丹奈トンネルで諸々の寝る準備、静岡で眠りに就いた。

 

 

 2/12(二日目)

案の定岡山のおはよう放送で目が覚めたが、面倒くさいので布団からは出ることはしなかった。

備中高梁手前でシャワー入ろうと思ったら誰も並んでいない。

シャワー待ちで並ぶのは嫌だったのでよかった。

 

シャワーよりも、洗浄機の音と勢いで目が覚めた。

 

シャワー出て窓の外見たら一面真っ白!今年初めて雪見る、と思ったけど、一週間前に関東で大雪降ったんだった。

朝食は万かつサンド、実家のような安心感である。

 

新見から二度寝して、身支度したりしていたら出雲市に到着。

乗り換えのキハはヨンマルかなーと思っていたらコレが停まってて激萎え。

まあボックスの端っこに座ることができたのがせめてもの救いってことにしよう。

思ったよりも景色がきれいで、ぼーっと見とれているうちに着きました温泉津温泉。

 

最近温泉巡りにハマっていて、旅行前日にいい温泉ないかなーとリサーチしたら見つけた温泉地。快晴の三連休真っ昼間にもかかわらず、降車したのは私一人だけだった。

駅から目的の温泉まで15分ぐらい歩いたが、

車はもちろんほとんど人とすれ違わない。

しかし、とても素敵な街並み。良い意味で、時が止まっている。

 

私にしては珍しくかなりゆっくり歩いて、一軒めの目的地、元湯温泉

番台のおばさんから入り方のレクチャーを受けて入浴。

熱い湯とぬるい湯があったが、熱い方は無理だった。。

それにしても成分が濃い。身体に沁みます。

 

帰り際にさっきのおばさんと色々おしゃべり。

山陰の屋根瓦が赤い理由も教えてもらった。

 

二軒めは、元湯温泉の斜め前にあるこちらも日帰り温泉、薬師湯

ここは元々行く予定はなかったが、色々調べていくうちに日帰り公衆浴場が二つあることが判明し、両方行くことに。

 

入り口で丁度風呂上がりのお兄さんに「中めちゃくちゃ混んでるよ。」というお言葉をかけられた。ここまで来てそんな環境に身を置きたくないし、さっきの元湯温泉でいい感じにさっぱりしたところだったので一瞬入るか血迷ったが、結局タイミングに恵まれ鉢合わせは4人程度で済んだ。


ついでに休憩所のノートに一言書き残してきた。次行ったら探してみてね。

 

個人的には前者のほうが好みだったが、どちらもかなり良い湯だった。

 

温泉津の街並み

 

2時間ほど滞在して、出雲方面へ戻る。

帰りもまたもやクソキハ。

ただ、往路に増して天気が良好。

ずっと日本海の横を走るので、乗っていてかなり楽しかった。

 

途中大田市で20分ぐらい停車があったので、荷物は車内に放置して一旦外に出てきた。

いつか石見銀山も行ってみたいですね。

 
 

そんなこんなで出雲市に戻ってくると、世界最高被写体が停まっていた。

その後、一日早く現地入りしていた友人と合流し、出雲大社へ。


車内にしまねっこ

行った時間が遅いということもあったが、明治神宮みたいな感じを想像していたので人の少なさにびっくり。まあ観光客の立場からすると多いより少ない方がいいですけどね。

 

もう少し出雲大社について知識をつけてから行けばよかったなーと少し後悔。

 

近くに夕日がきれいな海岸があるってことで、10分ぐらい歩いて行ってみた。

こっちはまあまあな人出。

特に何かするわけでもなく、太陽が完全に水平線に消えるまで見とれていたら予想外に時間が経っていた。

この後は献上そばという店で出雲そばを食べる予定だったのだが、19時閉店、あと1時間しかない。一応バス、電車、タクシー全部調べてみたけど、絶対間に合わない。

今回の旅行で初めて歯車が狂った。

きれいな夕日が見れたんだから良いじゃないかと言われそうだが、そば好きの私にはかなり悔しい。

 

宿は松江に取ってあるので、とりあえず松江に向かって夕飯を食べることに。

出雲市から乗る電車は、、遂にヨンマルに当たった。

 

明日の行程を話し合っていたら一瞬で松江着。

 

ひたすらその土地の名物を求めてお店を探していたが、この際贅沢は言ってられない。

結局地元の大衆酒場で軽く食べて、後はホテルで済ませることにした。

串かっちゃん、もつの串揚げが美味かった。

1時間ぐらい居させてもらって、お会計したら一人1000円強、なんか申し訳なくなってしまった。


松江で一本電車を撮って、22時半にチェックイン。

本日の城は、御宿野乃。ドーミーイン系。

金沢で一度泊まったが、安いわりにかなりのサービス。個人的に金がない学生にはめちゃくちゃおすすめのチェーンホテル。

 

まずは風呂の前に恒例の夜鳴きそばを2杯いただき、1時前までお風呂とアイスを堪能。

明日は6時前の電車で移動する予定を立てていたが、こんな良いホテルに泊まったら早起きする気が無くなる、、

ゆっくり起きて松江観光を楽しんだ方が有意義なんじゃないか、、?

 

続きは後編で。