天職旅行社~転職から天職へ! -17ページ目

おまけvol.3「路上詩集売りマン」

路上で恥ずかしげもなく朗読した


「幻」の詩をここで限定公開しちゃいます・・・


では・・・




「幻想」




静寂の夜が明ける頃


空は


ゆっくりと青ざめ


やがて


細かい雲が


白く一面を覆ってゆく。



籠の中の鳥達が


鳴き続けている。


大いなる自由を求めて。



緑の中に息づく花達は


自由に大気を吸いこんでいる。



そびえ立つ山の谷間に


懐かしい小さな牧場が見える。



・・・しかし次の瞬間


私の瞳に映っていた


これらの色彩は


跡形もなく


消え去った。



静寂の夜。


青ざめた空。


細かい雲。


籠の中の鳥達。


緑に息づく花達。


山の谷間の小さな牧場。



それら全てが。






「美しい夜」



神々しい夜-


賛嘆に息をひそめる。


静かで心澄みわたる夜-


美しい夜。



ブッダの様に


静まっている。



太陽は沈んでいった。


穏やかな天空を


海上に残して。



神から遠く離れている


少女たち。


美しい少女たち。


アブラハムの胸で


眠りたがっている。



静かで心澄みわたる夜-


美しい夜。



神と共に過ごす


夜。




「道」




道とは一体


どのようなものであろう。


混沌とした存在感


とでも


言うべきだろうか。



道は


天と


地と


私達を


頂点から包み込む。



だが


どうしたものか。



道は


その本当の存在理由を


決して


私達に明かさないのだ。



ただ


ただ


無音。


無形。


無為。


無窮。


無始。



だが


これだけはわかる。



道は


私達にとって


無価の宝。