天職旅行社~転職から天職へ! -15ページ目

おまけvol.1「ボイラーマン」

<おまけ>


さて、「秘訣」の中ちょっと出てきた「病院の見回り」ですが、何が怖いか順に説明してまいりましょう。


1 一階通路にある「千羽鶴」から視線を感じる。・・これは何度もありました。ええ、実際に幽霊様をみたわけではございませんが、勤務のたび、毎回ここを通り過ぎると後ろから視線を感じたものでございます。・・キャー!


2 地下にある焼却炉の作業・・その病院には地下に降りると、焼却炉がございました。なくなられた方の不要物を燃やすのでございます。警備なのになぜか私はこの仕事をさせられていたのであります。防塵マスクをかぶった警備服の私のほうがホラーかもしれませんが、地下の焼却炉はほんとにホラ-映画のセットのようでした。
キャー!!


3 簡易霊安室の準備・病院にはなくなられた方を葬儀社の車が迎えに来るまで棺に入れて安置する霊安室なるものがございます。なくなられたと報告が入ると、私がその部屋の準備(ろうそくをつけたり、色々)をするのでございます。
そして棺が来ると、その方と共に二人っきりで迎えを待つのです・・
キャー!!!


・・主な例をあげさせていただきました。言葉にすると怖さが半減いたしますね。不思議なものです。しかし現場はほんとになんともいえず怖いのです。


同僚の中には、歌を歌いながら見回りをするという人間もおります。


しかし、どこからともなくハモる声が聞こえたらどうするのでしょう?



キャー!!!!



続き→職業vol.5「ラブホテルマン」


目次→天職旅行社


(プロ作家・成田青央:http://akki.narita-ao.com/ )