こんばんは!
ティップネス三軒茶屋店で
パーソナルトレーニングをしている森川です。
「START LINE~はじめの一歩の踏み出し方」の前日は、
東京農業大学少林寺拳法部のトレーニング指導でした。
ドスのきいた声での挨拶にもだいぶ慣れてきましたが、
急に大声で挨拶されると、
やっぱり心臓が止まりそうになります(笑)
今回のテーマは 「下肢の連動性について」
少林寺拳法の世界では、母指球荷重での
パフォーマンスが高いとされているようで
多くの選手が母指に荷重をかけ、
その影響で扁平足になっている選手が数多くいました。
少林寺拳法に限らず、母指球荷重を意識させるスポーツは
数多くあります。
勿論、母指球荷重で感覚的に力は入りやすいですが、
それを繰り返していると、足部の内側縦アーチを潰してしまい、
下腿部外旋 → 大腿部内旋 → 骨盤前傾
という、連鎖が生まれます。
簡単に言うと、膝の目が内に向き、腰が反る状態です。
その状態で、骨盤に乗せるような状態で片脚立ちをすると
片脚側の腰部を潰すことになり、腰部への負担も大きくなります。
母指球荷重が悪いということを言いたい訳ではなく、
母指球荷重だけになることが恐いということです。
足底には1500個以上の固有感覚受容器があり、
たくさんの床面からの情報を受け取っています。
母指球荷重だけを意識すると
小指球側の感覚が鈍くなっていき、
外側に荷重がかかった時にバランスが取れなくなります。
スポーツの試合で全ての時間
母指球に荷重がかかっていることはまず考えられません。
大切なことは、足底全体の使い方を知った上で
力の発揮しやすいポイントを見つけること。
競技によっては、母指球荷重を意識することで
膝に負担がかかり、次への動作が遅れることも考えられます。
だから、母指球荷重だけに捉われることは恐い。
これが正しいという固定概念に捉われず、
自分に合うものを見つける習慣をつけたいですね。
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【お問い合わせ】
パーソナルトレーナー 森川稔之
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