こんばんは!
アスレティックトレーナーをしている、森川です。
「人間は崖っぷちに立たされないと、本当の力を発揮しないものだ」
先日お会いした先生のおっしゃった言葉が
とても胸に突き刺さりました。
どうしても同じサイクルで行動をしていると
常に頑張っているつもりでも、
どこかしらで甘えが生じてしまっているものですね。
その先生との出会いが、僕にとってすごく刺激になり
更に勝負しようという気持ちにさせられました。
こういった心理に関するお話しを選手とも、よくしています。
トレーニングを行う上では、心理的限界を
いかに生理的限界に近づけられるかがポイントになります。
自分が限界だと思っていても、心理的な要因で
潜在能力の60%にも達していないということがよくあります。
またウエイトトレーニングにおいては、心理的な要因だけでなく
神経の発火頻度といって、もっている筋肉が全て反応せず、
上手く力を発揮できていないこともあります。
こういったことを踏まえると
心理的限界を生理的限界により近づけるため、
パワー発揮のためのトレーニングを計画的に
メニューに取り込んでいくことも必要だと言えますね。
また限界値は男性と女性においても差があり、
女性はどんなに頑張ったとしても、
子どもを産むための力が残されるようになっています。
もちろん女性に無理をさせ過ぎてしまうと
女性本来の身体機能が失われてしまうこともあるので、
その加減が非常に難しいところですが
常に身体の状態をチェックしつつ、トレーニングをして行けば
そういったリスクを回避することも可能だと思います。
自分の限界を作らず、常に勝負できる人が
人を感動させる名プレーを生み出すんでしょうね。
そんな選手を育成できるよう、
自分も常に勝負していきたいと思いました。
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