海苔漁師さんの『ラ・カンパネラ』  追記あり | 【one's dearest two】   catfishは幸せの種蒔き中

【one's dearest two】   catfishは幸せの種蒔き中

BTSという名の沼底でもがく人のブログ。
最愛の2人、テテとグクの間を行ったり来たりしながら、7人の幸せを祈り、バンタンへの愛を語ります。
そして
実は音楽屋さん(小声)
時々、自己満プレイリストを投下してます♪
なお、アメンバーは募集しておりません。

皆様こんにちは

お立ち寄りありがとうございます。


ここ数日、フジ子・ヘミングさんのお話しを頻繁に書いておりますが…


この方をご存知でしょうか?



何度か、TV番組で取り上げられたりもした方なのですが…


50を過ぎてから、フジコさんの演奏をTVで見て衝撃を受け


そこから独学でピアノを学び、今やそのストーリーが映画化されるまでになったこのおじさん。


えっと…


暴露話なのですが。


私がもう20年近く教えている生徒さんが、随分前からこのおじさん(巷では、カンパネラおじさんと呼ばれています)とお知り合い?というか…

コンクール仲間なのです。


ピアノのコンクールって、もう数えきれないくらいたくさんあって、


子供向けの物から、プロへの登龍門もあれば…


アマチュア愛好家が各自のモチベーションを保つ為のような物もあります。


私の生徒さんは、音楽専門に進むかどうかを迷った位の腕前なのですが、

別の分野に進み、立派な職業を持ち、それでも趣味としてピアノを続けてくれていますので、

カテゴリーとしてはアマチュアコースになります。


年毎にタイミングの合うコンクールに色々と挑戦していく中で…


度々、聞かされていたのです。


「先生!今年もカンパネラおじさんがいました!」


最初はね、

それはそれは辿々しい演奏だったそうです。


あちこちでつっかえて、止まってしまって、

聴いている方が胃が痛くなるような数分間で


「プログラムには、“ラ・カンパネラ“って書いてあるけど、これは一体?」みたいな演奏だったそうです。


けれど翌年、そのまた翌年…と、

おじさんはあちこちのコンクールで、ただひたすらその曲に挑戦し続けます。


まさに一曲入魂キラキラ


やっと音らしい音が出て、立ち止まらず弾けるようになるだけでも数年かかり


けれど、着実に前進しておられたようで、

何年目かに私の生徒さんはこう報告してくれました。


「先生、カンパネラおじさんの演奏が、今年はちゃんとリストらしく聴こえました!」と。


そうこうするうちに、TV番組の企画でおじさんは憧れのフジコさんの前で

ラ・カンパネラを弾く事になるのです。



追記》 動画を貼ります!

おじさんとフジコさんのご対面は、20分くらいからです


私は、たまたまリアルタイムでこの番組を見ていたのですが…


なんだか涙が止まりませんでした。


「好き」という気持ちの純粋さや

「求める」気持ちの尊さ…


それは、

比べてしまうのはどちらにも失礼かもしれませんが


例えばホビのドキュメンタリー

例えばユンギのソロコン

そんなコンテンツにも象徴されるような、

バンタンの、ひたむきな姿。



好きな事を純粋に追い求める気持ちの強さには、何か共通する物があるような気がします。


誠実に、自分の好きな事、すべき事に向き合っている人は、皆んな素敵だなぁと。



映画の完成を見る事なく、フジコさんは旅立たれましたが、

きっと天国でご覧になるのでしょうね。



ご興味ある方にご紹介したくて…


…と、2本続けて真面目な記事を書いたのですが…


多分、次は

はぁあーーー???驚きダッシュみたいなお話しです。


どうしよ、、ドン引きしないでくださいね


先にお詫びしておきます。


ミアネ〜🙇‍♀️



記事とYouTubeをお借りしました。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。


ちなみに、この記事のカバー画像も、フジコさんの絵です。