西武線の沼袋。
駅前に材木屋があった。
新宿からそう遠くない場所でのその風景。なんだか感動した。


『一の湯』
中野区沼袋1-39-10
03-3386-2836
営16~25時半
水休


駅からすぐ。
まるでスーパー銭湯みたいな外観。
で、入ると中もスーパー銭湯のよう。
なのに番台があるから意外。

沢っ山の人で溢れていた。


風呂は、ハイパワージェット、座風呂ジェット、ミクロバイブラ、岩盤泉、ホットバス、数分おきに噴き上げるミストサウナ、高麗人参配合の漢方生薬の湯、そして、露天の岩風呂。

漢方生薬の湯は、昔祖父にバイクでよく連れて行ってもらった町外れの温泉と同じニオイがした。


こちらで使われている水は、地下80mの深井戸から汲み上げられた地下水で、その原水(硬水)と、(その硬度成分を除去した)軟水(風呂に使われているのはこちら)を飲む事もできる。また、その両方を飲み比べる事も可能。



しばらくボーッと風呂につかっていた。で、何の気なしに見上げたら、
『?』
いつも見慣れた“銭湯の天井”がそこに見えた。
『あれ?』
外観と中の様子から想像する天井と違う。
それに気づいて方々を眺めると、建物の基本的な形や造りが、よく見知っている銭湯そのものだ!。

外観、いや、中に入っても全く気がつかなかったが、どうやらこちらはリフォームされた銭湯で、今や外見も中身もスーパー銭湯だけれど、それを支える骨組みは昔の銭湯、なのだ。言い換えれば、昔ながらの風呂屋の心意気を継いだスーパー銭湯。だから、番台があるのだ。


ドライヤー3分10円、マッサージチェア100円で15分。
雑誌読んだり新聞読んだりマッサージチェアで身体をほぐしたり、風呂から上がった後もゆっくり過ごせ、かつ、銭湯の値段でスーパー銭湯を満喫できるのだから、人気があるのも頷けた。


11/29



さてこの日も、3連湯目指したが2湯どまり。トリプルならずまたもダブルヘッダー。
しかし、2日で4軒行った功績はデカく、“中野のお風呂屋さんめぐりスタンプラリー”期間1日を残して、制覇まであと1湯となり、待望の入浴券獲得が現実味を帯びた。