「ルーチェ?ルーチェなんだね」
“幽霊になってご主人様のそばにいたって、
幸せなんかじゃないよ”
「ルーチェ・・・・・」
“つまらないよ、
大好きな人が目の前にいて
、話すことも、触ることも出来ないんだ”
「ルーチェがそうしてるじゃないか」
“だから言ってるんだ!
好きな人のそばにても、
一緒に楽しめなきゃ、
一緒に悲しまなきゃ・・・・・
一緒にいるとは言えないんだ!
僕は間違ってたんだ、
でもさっき、ゴッツがミッキー博士と話をしてるとき、
ミッキー博士が言ってくれた、
僕がミッキー博士の心の中で生きてるって・・・・・・
それを聞いて思ったんだ、
僕がどこにいてもミッキー博士と一緒にいるんだって、
ゴッツはご主人様の所に帰らなきゃ駄目だ、
まだ生きてるんだから“
「私だってホントは帰りたいよ、
ご主人様に会いたいよ、
でもどうしたらいいんだよ」
“ゴッツ、ご主人様のところに帰りな、
主人様と・・幸せに暮らすんだよ、
ありがとう”
ルーチェの声が聞こえなくなった。
「ルーチェ、ルーチェー!」
『ゴッツ君、そろそろ空港に行くよ』
眩しい・・・・・
太陽?
ちゃんと太陽がある!
『昨日、帰ってきたらいなかったから探したのよ、
でも帰ってきたら私のベットで寝てるんだもん』
ミキ・・・・・・
『あれっ、ゴッツ君これどうしたの?
どこから持ってきたのかしら、
あっ、いけない、
飛行機に間に合わなくなっちゃうよ、行こっ』
私の隣に、キウイフルーツが一つ、
転がっていた。
第三章完
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