ヒーロー #24 | 旅猫ゴッツ

旅猫ゴッツ

ご主人様と暮らしておりした☆
しかし突然野良猫・・・
いや旅猫に・・・・・・
でもまあそれはそれで楽しいけど☆

「わ~、何だこれ!」

『これはキウイフルーツの畑じゃ、

ルーチェはこれが大好きでな、
 
もともとルーチェはこれの匂いにつられて

この家まで来たと言っておった、

私がワインを、

ルーチェはこのキウイを食べて一緒に歌ったもんじゃ』

「あ~、確かにいい匂い、

でも力が抜ける・・・・・・」

『死んだと分かってても・・・・・・

この匂いに釣られて、

いつかひょっこり戻ってくるんじゃないかと思って

今でも栽培しておるんじゃ、

いや、

帰って来なくてもこの畑を見ているだけで

私はルーチェのことを考える、

この畑があるうちはルーチェは

少なくとも私の心の中で生きておるんじゃ、

守りたいんじゃこのルーチェのキウイ畑を』

「心の中で・・・・・・・」

『それとな、ゴッツ、

一つ安心してくれ、

ルーチェのロボットはな、
 
バックアップ・・・と言ってもわからんか、

要するにルーチェの心は

次のロボットにちゃんと引き継ぐことが出来るんじゃ』

「そうなのか?」

『ああ、

もしゴッツが次にロボットのルーチェに会っても

ちゃんとゴッツのこと覚えておる』

「そうなんだ~、

安心したよ、

そういえばルーチェは今どこにいるの?」

『ロケットのある部屋で,

夜の為にお休み中じゃ』

「実は、明日、日本に帰ることになったんだ、

ルーチェに挨拶してきてもいい?」

『ああ、

 声をかければちゃんと起きるから

 行っておいで』

「うん、ありがとう」

たしかここを曲がって、

そうだこの部屋だ、

真っ暗で何も見えないよ、


“ドン”

イタタタ、何かにぶつかったな、電気とかないのかな


“ポチ”

なんか押しちゃった、電気点くかな、

“ウイーン、ガッチャン”

あれ?

どうしたんだ?

部屋が狭くなったのか?

あっ、明るくなった、

博士が走ってきている、

何か怒ってるの?

おかしいな声が聞こえない。


“ザザッザザッ”

突然目の前のテレビが付いて

そこには博士が映っていた。


『ゴッツ、聞こえるか!?』

「博士、なんだ、どうしたんだ?」

『どうしたんだって、

 なんでゴッツがロケットに乗っておるんじゃ!?』




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