眺望のいい高所へと誘うヘア・ピンカーブの、九十九折り。
まるで車道を串刺しにするかように、天空へ駆け上る旧遍路道。
へばり付くような藪漕ぎで、路肩斜面を捩じ上り、
また広くウエーブしている車道へと。
その平坦で緩やかな車道。
なのに何故その平坦でゆるやかな、その遠近感、その彼方を見切って、
生き急ぎ、また一段高いブッシュに入る。
遍路地図は持って入るけど、コンパスも持っていないし、
地図は平面、その読み方が分からない男。
目標の見いだせないままに、体感一つで辿った遍路道。
何故そんなに生き急いでいるたのか?
端折って、端折って、四国一周、
旧遍路道。
でも、よかったなぁ~。
あの時の、青い空と、白い雲。
もう爺々も傘寿。
欲張ってみたところで、もう後10年。
いつまでも、あろうと思うな、
寿命と金。
そろそろ寿命カウントダウンが始まっている。(笑)
好きな串ネタを教えて!
▼本日限定!ブログスタンプ