大学生に戻りました。


便宜上は大学三年生です。


5日に健康診断があり、いつも一緒にいた大学の友人と休学以来初めて再会しました。


この休学中、


友達とは言えない。


と思い続けていた二人です。


「久しぶりに会った気しないね。」


と、一人は言いました。


円滑すぎるこの関係の再会に、


自分の幼さと、友人たちの寛大さを思い知りました。


何も語らない、暗いだけの、必要なのか…あるのかすらわからない自分の世界を頑なに守っていた私を、彼女たちは最初から、その世界ごと受け入れていたんだと思いました。


どうせ知らないからと、知らせもしないでいた私の陰りも、


あると感じながら私を、友人の一人としてくれていたんだと。


わけのわからない問題を勝手に抱えて勝手に悩んでる人を友人にするのは、簡単なことじゃない。


私は、彼女たちに感謝しなきゃいけなかったんだと知りました。


なのに、意固地になって背を向けようとしていた。


この陰りはもうとっくにバレていたのに。


また、同じく教員を志している他の友人にも再会しました。


私の名前を呼びながら、弾くように肩を叩いた彼女の笑顔は嬉しそうで


休学前、あれだけ頼りにし、中途半端に悩みをさらしたことも、もう忘れているようでした。


忘れているフリをしてくれていました。


彼女は、相変わらず志高く、竹を割ったような物言いで、緊張しながら話す私を元気にしてくれました。


彼女と話して、忘れかけていたやる気をまた思い出しました。


ずっと言い続けていた。


大学には友達いないから。


それってどの口が言ってたんだろう。


友達になろうとしない自分がいただけ。


そんなにまでして、自分の世界を守って、なんになるのか。


自分のことを一体、どれほどの人間だと思ってるんだと、恥ずかしくなりました。


ヒトと違うから、ヒトとは馴染みたくないなんてただの逃げ。


"フツウ"のフリをして健康診断を受けていたら、速すぎる心音で不安障害だとバレました。


私の診断結果は、"フツウ"のヒトは塗られないはずの箇所がマークされました。


結局自分はビョウキだと思ったけど。


すべてを覗こうとするのではなく、


触れないままで受け入れてくれる友人が、大学には居て。


だから私もこの4月から、夢があって友人もいる、フツウの大学生。


大人な友情に感謝する、フツウの大学生です。