私、お城の写真を撮る時って、道筋を残らず写真に収めたいくらいなんですよね。どこがどう繋がって行くのかとか、構造がどうなっていたかとか、そういうのを憶えておきたいんだけど、憶えきれないから記録に残しておきたい。だからこう言う写真が多くなる。
単純にこういうお城が好きと言う事もありますが、また、こう言うのをしっかり頭に入れておくと、妄想する際の材料としてとても役に立つのです。
てことで、このゲント日記は写真だらけになりましたけど、これでも絞り込んだんですよ。すごい枚数撮ってるもの。デジカメの時代で良かった。
屋上全体はこんな感じ。屋根は一番先に崩れちゃうものだから、とうに抜けちゃったんでしょうね。昔はどんな屋根だったのかなー。今は雨よけの金属製のプレートが渡してあります。屋根に見学者が降りないよう、通路にはプラスチックの柵が設けてある。
上の写真の奥の方、つまり私が出てきたのと反対側の出入口が、私の好奇心を刺激する。左の方に出入口が2つ見えてますでしょ。これ、通路と同じ高さの出入り口と、屋根と同じ高さの出入り口なのよね。
今は見学者が通りやすいように外の通路と屋根のレベルが階段で繋げられているけど、昔は無かったのかな? てことは屋根から通路に上がるためには、この出入口の中の階段を使うか、よじ登るしかなかったのかなあ。
上の出入口 (通路レベル) から入って、下の出入口 (屋根レベル) に下りる階段のとこ。
今迄に行ったお城ではこういうの見たことないような気がする。大したことじゃないんだろうけど、面白い。
こういう場所をこまかく記録する写真って、お城に興味がない人からしたら退屈らしい。私は他の人から見せてもらってもワクワクしますわ~。「ここからこう繋がってるんでしょ?」 とか質問しまくっちゃう。
右側に写っている建物が、屋内見学ルートの最後になる部分です。ここの1階のホールにも紡績の機械が置いてあったんだって。
運河がお堀状態。クルーズすると川からお城を眺められるよ。すごく絵になる眺めです。他のブログで拝見しまして(笑)
その、クルーズしていた方々のブログで読んだんですが、ゲントの旧市街には世界遺産に登録された建築物はあるんですが、旧市街全体は世界遺産になれなかったんですって。ブルージュは旧市街が丸ごと世界遺産ですけど。
で、ゲントの旧市街が世界遺産にになれなかった理由が、すぐ近くに建てられた高層マンション。運河をクルーズしていても、古い建物の向こうにそのどでかいマンション2棟がそびえ立っているのが目に入ります。残念なことです。
ドイツのドレスデン・エルベ渓谷は、同じような理由で登録を抹消されていましたね。中世の街が自然の景観に溶け込んでいる点が評価されての世界遺産登録だったのですが、新しい巨大な橋をかけたので、登録の理由がなくなったとされていました。交通渋滞緩和のためだったそうだから、それは仕方ないかなと言う気もしますが…。難しいよね。ドレスデンの街が素晴らしい事に変わりはないので、別の形・理由でなら再登録はありらしい。
ケルン大聖堂も登録抹消が警告をされたことがあるんだって。すぐ近くに高層ビルの建設計画が持ちあがったから。計画は撤回されたので、登録抹消は回避されたそうな。
世界遺産登録されてなくたって素晴らしいものは素晴らしいし、登録されてたって 「ふぅん」 としか思わないものもあるし、登録されたせいで変なことになってる町も見たし、登録自体は気にせんでも…という気がしなくもないけど、ゲントとしてはライバルであるブルージュに負けたという意識もあるんだそうです。




