チュニジア旅行記 35:ハマム | 旅中毒

旅中毒

バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

バルドー美術館の後は、再びメディナに戻ってきました。

まだ歩いていない区域があったので、

行ってみたかったのです。


で、この日は主にメディナの北側を歩いてみました。


ひそっと、こんな素敵な建物があるんですよね・・・。
旅中毒 (しばらくペタ休止中)-チュニス メディナ1



ここら辺 ↓ は、どの角の先に道があってどこが行き止まりか、

マジで、まったくわかりません。

旅中毒 (しばらくペタ休止中)-チュニス メディナ2


てか、角が角だと認識し損ねてしまったりもする。

でもそんな小さな路地でもちゃんと名前がついている。

ここの角には、昔の名残なんでしょうか、
柱みたいなものが一部だけ残っていました。


上の中央の四つ辻を右に曲がった路地から撮影。
旅中毒 (しばらくペタ休止中)-チュニス メディナ3




すごく気になった建物がこれ。
旅中毒 (しばらくペタ休止中)-チュニス メディナ 詩歌の館1

旅中毒 (しばらくペタ休止中)-チュニス メディナ 詩歌の館2


何この詩歌の館って!
各国の詩歌の図書館か何かかしら!

朗読会とか開いているのかしら!


気になるあまりに思わずノックしてみたんですけど、

応答はありませんでした・・・。



この近くには、一般公開されているお邸等もありまして、

行ってみたのですが、閉まってました。

残念。



でももっといいものを見つけましたよ。



ハマム~♪

旅中毒 (しばらくペタ休止中)


私、一般庶民用のハマムって初めて!

(念のため、ハマムとはアラブ風の蒸し風呂です)



ここは女性専用。

料金表もちゃんと貼り出してありまして明朗会計。

ちなみに、1.7ディナールです。

120円くらい。



中の写真を撮るわけにいかないのが残念でしたが・・・。



この写真の扉を入った右手に、料金所があります。

料金所にいたのは男性でした。


左手のドアを押し開けますと、脱衣場があります。

脱衣場と言ってもそこでマッサージしてもらってる人もいたりする。

続きの間には、ロッカーの様なものもあって私物を置けますが、

鍵はついていませんでした(鍵穴はあったけど)。


もう、この脱衣場からしてぽかぽかと暖かい。

外の冷気で冷え切った体が温まりました・・・。


奥へと続くドアを押し開けますと、何やら細い通路のようになっている。

その先には、いよいよお湯が出る部屋が。


湯船のようなものはないのです。

お湯はパイプからじゃんじゃん流れてきていて、

それをバケツに汲んで渡してくれる役の人がいました。

壁の両脇や奥に、腰かけられる高さの台のようなものがあり、

そこに皆、自分のお風呂セットを置いて、

思い思いに体を洗ったりしていました。


私も壁際の狭い台に腰をおろして、壁にもたれかかりました。



「ぎゃっ!!」



壁は、とんでもない熱さでした・・・。


たぶん、壁の中を蒸気か熱湯が通っている。


周りの女性たちが口々に、

「危ないわよ」(←想像)

「ここは熱いのよ」(←想像)

「ここにもたれちゃダメ!」(←想像)

と注意してくれました。

子供たちは冷たい目で私を見ていました。



ちなみに、ハマムは、ぱんつだけは履いて入ります。

後にホステルで仲良くなった韓国人女性が言うには、

初めてハマムに入った時に、韓国のサウナと同じだと思っていて、

素っ裸で入ったのだそうです。

恥ずかしくて、隅っこの方で小さくなって体を洗ったと言っていました。



ハマムには垢すりおばさんがいます。

台の上に寝そべってこすってもらっている人もいました。

せっかくだしと思って私もおばさんに頼みました。

別料金、1.5ディナール。

(後払いです)


おばさんが垢すり用のナイロンタオルを持っていて、

こちらの全身をガシガシこすってくれます。

顔までこすってくれます、ナイロンタオルで。


更におばさんは私に、シャンプーは持ってきたかを聞きました。

持ってないと言うと、おばさんはすたすた歩み去り、

全然関係ない人に頼んで、

一回分のシャンプーをもらってきてくれました。

すみません。


そしておばさんが、マッサージはどうかと薦めてきたので、

それもお願いしました。

これにて、おばさんへの支払いは、

1・5ディナールから3.1ディナールに増額。


体と頭を洗い終わったら、おばさんは私に寝そべるように言い、

膝が胸につくような形で脚をぐっと曲げました。

両脚とも、一回ずつ。

そして、腕を頭の上に伸ばさせて、ぐっと引っ張りました。

一回。


マッサージ終了。



ただのストレッチやんけ!



同じハマムに行く方、

ここでマッサージは頼まなくてもいいと思います。

(それとも、手を抜かれたのだろうか?)




さて、体も温まり、たっぷりのお湯で体を洗ってさっぱりして、

満足して外に出ました。


もう日が暮れていて外はすっかり暗くなっています。

ハマムとホステルを結ぶ道のうち、

私が認識していた道はちょっと狭くて暗いので、

速足で歩くぞと意気込んでいましたら、

15歳くらいの女の子が、

どこに行くのと声をかけてくれました。


ホステルだよと言うと、あっちだよと別の方向を指差す。

実はそれが私が最初探していた道の方向でした。

ルートとしてはその道が一番大きくてわかりやすいので、

それを使いたかったんです。


そのわかりやすい道を見つけられなくて、

わかりにくい細い道で辿り着いたんですが。


でも地元の子が言うんだから間違いないよねと

彼女に導かれて行ってみますと、

確かに私が本来使いたかった道でした!


ありがとうねとお礼を言って去ろうとしたら、

女の子が、お腹がすいているから

食べるものを買うお金をちょうだいと言ってずっとついてくる・・・。


結構オシャレな服を着ているくせに、何を言っているのだ。

こうやってお小遣いを稼いでいるのか。


別に1ディナールくらいあげたっていいんだけど、

なんとなくいい感じがしなかったので、

わからないふりをしておきました。



ホステルで、韓国人女性と話をしていて、

垢すりおばさんの話に。


私 「こすってもらってたら、なんか申し訳ないような気分になったわ」

韓 「わかるよー、わかる!」

私 「わかる? こっちが彼女をこすらなきゃいけないような気がするよね?」

韓 「韓国サウナもそうなの、親より年上みたいな人たちなんだもの!」


敬老精神で考えると、なんだか言語道断なことをしているような、

そんな気になってくるのでした。




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