応募の裏には人生いろいろ 1 | 旅中毒

旅中毒

バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

翻訳会社にいた頃のことです。零細の翻訳会社なんてどこも似たようなもんでしょうけれど、人の出入りの激しい会社でした。ですんで、私がいた5年半の間にも、何度か募集をかける必要がありました。


翻訳コーディネータ(兼チェッカー)と、社内翻訳者の募集。 で、ありがたいことにたくさんのご応募をいただきました。


その中の忘れられない応募者のお話。


ある時、それまで働いてくれていた社内翻訳者が独立することになりましたので、後釜を募集しました。ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーの日英翻訳者ね。


零細企業ですから即戦力しか欲しくないのですが、経験者に限ると偉そうに書くほどの余裕もありませんでしたので、結構色んな人が応募してきちゃいました。(それはそれで申し訳なかったんですがね)


殆どの人はきちんとした応募者でした。ちゃんと規定に従ってレジメを送ってくれて、面接とトライアルのために来社した際にはお辞儀もする。しかし、1人、かっ飛んだ男がいました。


募集を出してしばらく経ち、レジメも何通かたまってきておりました頃。1人の男性が電話をかけてきました。


「募集を見ましたよ! 今日からでも働きましょうか?」


ご連絡ありがとうございます、でもまずはレジメを郵送してくださいとお願いしました。(書類選考すると書いてあるだろうが!)


で、2時間くらい後でしたか。彼はまた電話をかけてきました。


「今投函してきたよ! で、いつから出社すればいい?」


郵送した事実が欲しいわけじゃないんだよ!


何のために先に送れと言ってると思ってるんだ。出来の悪いロボットかお前は。

レジメを受け取ったのちに選考してこちらから連絡しますと言うと


「えっ! 僕の他にも応募者がいるの!?」


なんでいないと思うんだ!? そっちの方が 「えっ!?」 だよ!!

しばらくしてから彼のレジメが届きましたが、レジメそのものが壊滅的な出来でしたし、職務経歴もお話にならない。でもそのレジメが届く前にもう社内にはあの男だけは雇えないという認識が確立しておりました。


思考回路から直さなきゃならんような人を雇う余裕、零細企業にはないんです。


もっとも、国によっては、応募はレジメなんか無しで電話一本の早い者勝ちってなところもあるらしいです。どうやって資質を見抜くのだろう?雇ってみてダメだったら放り出すのが普通なのかな。




 よろしければポチッとお願いします
にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ   人気ブログランキングへ
 にほんブログ村    人気ブログランキングへ