何か励みにする目標なりイメージなりがあると、ダイエットはうまくいくものです。
もうずっと前のことですが、人生で100度目くらいのダイエットの際に、私は、とある小説の一文を励みにいたしました。その小説とは、夏目漱石の 「薤露行」 であります。
マロリーの 「アーサー王の死」 から一部抜粋して夏目版を書いてみたというもの。全文をこれで書き換えて欲しいくらいです。
で、
マロリー版にしろ夏目版にしろ古典の名作ですから、今さらネタばれも何もあったもんじゃないってことで書いちゃいます。
父である領主の城に一夜だけ投宿した高貴な騎士に恋し、もう二度と会えない男に恋い焦がれて食を絶ち、やつれて死んでしまう、純情可憐な姫君のお話です。
で、こんな一文があるのです。
「愁は衣に堪えぬ玉骨を寸々に削る。」
服の重みにさえ耐えられないほど華奢な体が、思いつめるあまり更に儚く痩せ細っていく……。
そのイメージの美しさに心奪われ、ダイエットに協力してくれていた母に読んで聞かせましたところ、
「でもあんたは生まれつき骨太だったわよ」
ありがとう、丈夫に産んでくれて。
関係ないけど、私、何のトレーニングもしておりませんが、脚の筋肉がすごいんだそうです。整体やマッサージでびっくりされます。スポーツしてる人でもなかなかこうはならないそうです。親に感謝しなさいと言われました。
ちなみに「薤露行」はこちらで全文が読めます。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/769_14939.html
アーサー王文学に関して基礎知識がないと何が何だかわからないかもしれませんが、ぜひ。(なんでしたら、最初は第二章の「鏡」の部分はすっ飛ばして読んだ方がわかりやすいかも)
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