ロイター

https://www.reuters.com/world/us/robert-f-kennedy-jr-name-vice-presidential-pick-tuesday-2024-us-election-bid-2024-03-26/

 

民主党が公認しないために独立系の大統領候補となっているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(RFK JR)は火曜日、カリフォルニアのシリコンバレーを拠点とする弁護士ニコール・シャナハン氏を米国副大統領候補に指名した。

 

「ニコールは副大統領として、忘れ去られたと感じ、借金が深まる毎日を送っているワーキングプアの代表となるだろう」とケネディ氏は述べた。シャナハン氏は食料を得るためにフードスタンプに依存していたカリフォルニアの家庭で育ち、自力で行動する人であると指摘した。

 

筆者自身も彼女の演説を聴いてみたが、弁護士であり起業家でもあるシャナハン氏の論点は、本来の民主党が目指していたであろうものと多く重複しているので、民主党支持層からも票を集める効果が大きいと考える。彼女は、女性の高齢出産支援、刑事司法改革、環境問題など、リプロダクティブ・ヘルスに投資する民間のビア・エコー財団の理事長を務めている。

 

ネットを検索すると、シャナハン氏は母親が中国からの移民で、2018から2023年まではGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏の配偶者であり、両者間には女児が一名いると書かれていた。