イランと米国の覚書がこの週末に署名されるかどうかが外交で最大の焦点になっていますが、それを除けば、人々の関心は中間選挙の結果に集まっています。

 

中間選挙の投票日は6月2日(火)でしたが、カリフォルニア州ではいまだに票の集計が続いています。

 

集計が続く間に、噂されていた通り、カリフォルニア州知事選挙とロサンゼルス市長選で共和党候補の票が伸びず、民主党候補の得票が異常な勢いで伸びて行きました。

 

共和党の州知事候補スティーブ・ヒルトン氏は11月の決選投票への進出が確実になりましたが、共和党のLA市長候補スペンサー・プラット氏は脱落しました。

 

カリフォルニア州の状況に司法省は目を光らせていましたが、投票日から一週間が経った時点で、トランプ大統領はインタビュー等で「イカサマ選挙だ」と発言し始めました。

 

有権者リストに載っている人によりバーコード登録されている封筒で正しく発送されたもの以外の郵送投票は配達しないようにと、大統領は連邦政府機関である米国郵政公社(USPS)に命令しましたが、果たしてこれが間に合うのか、その他の措置は行われるのか、郵送投票の有効性に関して連邦最高裁が近々どのような判断を下すか、などが現在注目されています。

別名を「ストップ・ニック・シャーリー法」と呼ばれているカリフォルニア州法案AB2624号は、5月26日に州下院を通過(57対19)し、州上院に送付されました.

 

この法案を支えるプライバシー保護プログラムは家庭内暴力(DV)の被害者を保護するために約30年前に創設され、近年ではその目的が性的虐待や人身売買の事例に拡大されたものですが、その後に「リプロダクティブ・ヘルスケアおよびジェンダー肯定的なヘルスケア」のために働く人々も保護対象に含められ、もし否決されれば移民サポート従事者やその家族の尊厳と安全が脅かされる…として民主党サイドは一致団結してこの法案を支持しています。

 

共和党サイドは、この法案が移民サポート従事者の個人情報や画像のインターネットへの掲示を禁止しているため、ニック・シャーリーのような市民ジャーナリストの活動が阻害され、ミネソタ州のソマリア系社会で起こった託児所詐欺などの捜査が行われにくくなるとして同法案に反対していますが、民主党が議会の3分の2を支配するカリフォルニア州では多勢に無勢です。同州で横行していたホスピス詐欺はニック・シャーリー氏により最初に報じられ、数百の案件への提供資金がヴァンス副大統領の詐欺防止イニシアチブにより停止されています。

 

一方、6月2日(火)には全国で中間選挙が行われ、概ねどの州でも結果が出揃いましたが、カリフォルニア州では票の集計中とのことで、集計が終わるまでは州知事と市長の決選投票に誰と誰が残るのかが宣言されません。選挙当日の情報ではカリフォルニア州知事選の集票トップは共和党のスティーブ・ヒルトン氏で、LA市長選では現職のカレン・バス市長に続く2番手が共和党のスペンサー・プラット氏ですが、集計が終わるまでは認定されません。共和党候補が落選するまで郵便投票と集計が延々と続くという話が、うわさのネタになっています。

2023年から、LA領事館での日本国パスポートの発行/延長はスマホアプリを使ってオンラインで申請できるようになりました。自分も有効期限の終了が近づいているので、パスポートを延長するか、米国に帰化するかのいずれかが必要ですが、いつも通りにパスポートの延長を申請することにしました。

 

自分の家からはLAダウンタウンの総領事館まで片道2時間、往復で4時間もかかります。延長申請と受け取りで二往復のところ、最初の一往復はオンライン申請で代用できるので、普段使わないスマホの画面を睨みながらポチポチと必死に、やはり2時間ほどかけて申請書を提出しました。

 

ダウンタウンは駐車料も馬鹿になりません。総領事館のあるビルの駐車場の料金は10分で5ドル、一日の上限が46ドルだそうです。昔は上限が60ドル位だったので、若干安くなった感じですが、以前なら周辺の更地にあった一日5~10ドルの露天駐車場が近年ではなくなっている分、さらに財布に厳しくなったかも知れません。

 

領事館の東側、グランドセントラル市場の並びにあった更地の駐車場に車をとめて、ホームレスたちの糞尿が香る空き地をさっさと渡り、映画でよく見るAngels Flightというケーブルカー(片道$1.50)に乗って楽々と、総領事館のビルの裏側にたどり着くというのが私のルートでした。