欠 航 !


今年も恒例の北海道空知郡南富良野町での農業ボランティアを明日8/9(金)より開始します。当初は直接南富良野へ行こうとしていましたが、札幌で一泊してから向かうことにしたところ、高校時代の部活のOB会が開催されることになりました。

今日は羽田から早朝便で新千歳へ向かい、日中の予定は特に無いのでブラブラした後、夕方のOB会に参加するだけのスケジュールです。


AM3:30 起床。羽田へは地元の駅前をAM5:10に出発するバスで行きます。シャワーと朝食を済ませた後、スマホを覗くとAM0:50にANAからのメールの着信がありました。イヤな予感・・・・・。

イヤな予感は的中。搭乗予定であったAM6:30羽田発、新千歳行きの便は欠航になっていました。


昨日、夕方から関東地方は数時間に渡って強烈な雷雨に見舞われました。こんな状態で飛行機は離着陸出来るんだろうか?と思っていましたが、やはりダメだったみたいで、機体のやりくりが出来なかったものと思われます。

欠航になっても振り替える便があればOKですが、見事に普通席、プレミアムクラス共に終日満席でした。JALも同様でした。

さあ困りました。飛行機の欠航は全てのスケジュールがパーになるのでかなりショックです。キャンセル待ちは当てにならないので、夕方迄に札幌へ行くとなると汽車で行くしかありません。

北海道新幹線の「はやぶさ」には自由席は無く全席指定のはずなので、平日とはいえ夏休みの期間なのでこちらも期待薄です。ダメ元で「えきねっと」を覗くとこちらも見事に満席。しかしながら「立席特急券」なるものが存在しました。仕方がありません。汽車で北海道まで立って行くことにしたのでありました。

地元の駅でとりあえず新函館北斗までの切符を購入。始発の電車で東京へ向かい、改めて札幌までの切符を購入。あせっていて乗車券を分割して購入した分無駄が出ましたが、何とか札幌まで行く目処が付きました。東京を6:32に出発して、札幌の到着時刻は14:41。8時間の長旅をすることになってしまいました。

東京駅の22番ホームで待っていると、新函館北斗行きの北海道新幹線「はやぶさ1号」が入線して来ました。当初から汽車旅の予定を組んでいたのであればテンションも上がりそうなものですが、これから4時間半立って行くと思うと気が滅入ります。

自分の他にも立っている人は結構いて、更に仙台でデッキは一杯の状態となりましたが、八戸を過ぎるとだんだん空いて来ました。

新幹線はAM11:50 終着の新函館北斗に到着。青函トンネルに差し掛かかった頃、指定席の空席が出てきたので座っても良いとのアナウンスがありましたが、結局4時間半、立ったままで来てしまいました。ここから札幌までは特急「北斗9号」で向かいます。指定席は残り僅かの状態で取ることが出来ました。札幌までの所要時間は3時間半です。まだまだ先は長いです。

PM2:40 東京から8時間かかってようやく札幌に到着しました。飛行機であれば北海道へ来るのはあっという間ですが、汽車で来るとその遠さを実感します。それでも昔、夜行列車、青函連絡船、特急列車を乗り継いで20時間近くかかっていたものが、北海道新幹線が出来たお陰で8時間で来られるのは凄いことです。更に札幌まで延伸されると所要時間は5時間に短縮されるそうで、その進歩には驚くばかりです。

AM8:17にANAからメールが入っていました。やはり欠航の理由は昨晩、羽田の上空に長時間雷雲が発生したことにより欠航が生じ、機材の手配がつかなかったことによるとのことで、当日中の出発便への振り替えが出来ない可能性が高いとのことでした。

長時間の移動で疲れてしまいましたが、早朝に汽車での移動に切り替えて正解だったのでありました。