【2024年6月27日(木)】 天候∶晴後曇り


AM3:30 起床。昨晩は寝袋から出している顔が寒い感じで、夜中寒くて何度も目を覚ましました。今朝の気温は10℃。寒かったわけです。


昨日テントを張った場所の隣りの木にアカゲラの巣があったみたいで、雛がずっと「チーチー」鳴いていました。親鳥も自分が邪魔だとばかりに「キーキー」鳴いてうるさいので、早く退散することにします。AM4:50 本日の目的地である、北海道雨竜郡幌加内町の幌加内を目指して出発です。

歩道にオスのミヤマクワガタの死骸が2つありました。腹の部分だけを食べるカラスの仕業です。その後同じパターンのものが5つ、車に潰されたメスが1つありました。

今日も国道275号線を北上します。いよいよ出て来ました!この看板。この後のルートは気が抜けません。注意して進みます。

深川市に入りました。カントリーサインは稲穂とリンゴでした。リンゴが採れるとは! 意外な感じがします。

セイコーマート深川多度志店。この先、コンビニ、飲食店は全くありません。よってここで昼食を調達です。セコマでバナナを1本単位で売っているのを初めて見ました。

市街地ですが、前方遠くの方でずっと黒い物体が車道の上をウロウロしていました。とうとうこの時が来たか!と思いましたが、正体は黒い服を着たオバさんでした。トラクターが落として行った泥の固まりを掃除していた様でした。

高橋峠イチイ。記念保護樹木だそうです。イチイは北海道ではオンコと呼ばれ、赤くて甘い実を付けます。子供の頃良く食べました。

幌加内峠。結構上り坂がダラダラ長くて疲れました。

車にひかれてしまったのか? 路側帯でミヤマカラスアゲハが瀕死の状態でした。立派なアゲハチョウです。気の毒です。

峠の頂の幌加内トンネルに差し掛かりました。延長1,241m。通過するのに15分かかります。久しぶりのトンネルです。

トンネルを抜けると本日の目的地である、幌加内町に入りました。カントリーサインは昭和53年に町北部の母子里(もしり)で記録した、氷点下41.2℃でした。

AM11:50、25km歩いてトンネルから出てきた先のパーキングエリアで昼食休憩です。食べられそうな場所はここしかありませんでした。カバンがアリまみれになり、数匹宿まで連れて来てしまいました。

蕎麦が特産品の幌加内町。「何時もあなたのそばに幌加内町はあります。」というメッセージだそうです。

令和6年6月17日に目撃された様です。10日前です。きっとまだ近くにいることでしょう。

シーニックバイウェイは「秀逸な道」。北海道で魅力的な道を紹介しています。蕎麦の絵が書いてあります。進んでみます。

純白の丘。蕎麦畑で、蕎麦の花が咲くと一面真っ白になるそうです。花が咲くのは1ヶ月後の様です。

よくあるタイヤで作った巨大なオブジェ。面白い顔だったので撮ってみました。

幌加内町は寒いのに加えて豪雪地帯でもありました。6年前の2月に積雪量3m24cmを記録した様です。ジャイアント馬場の身長2m9cmが引き合いに出されている所が面白いです。

今日は北海道雨竜郡幌加内町の幌加内までやって来ました。PM3:00 本日の宿泊先である「吉野屋旅館」に無事到着しました。

旅館の玄関先にも積雪記録の表示がありました。想像を絶する高さです。三陸地方で見てきた津波の到達高さの表示を思い出しました。

部屋は6畳の和室でした。今日の客は自分と札幌から来たライダーの女性の2人だけでした。

今日は訳あって食事付きにしてもらいました。

ロビーに朱鞠内湖で釣れたイトウの剥製がありました。1m以上ありました。小動物を食べてしまうというのも分かります。

明日は今日と同じ、雨竜郡幌加内町の朱鞠内湖まで行きます。

【本日の歩行ルート】


【本日の歩行距離】

 ・38.3 km


【102日目迄の総歩行距離】

 ・3,760.9 km  (1日平均(実働)∶38.7 km)


【本日の支出】 

 ・昼食、麦茶 コンビニ ¥930

 ・吉野屋旅館(2食付) ¥7,000

 ・合計 ¥7,930


【102日目迄の総支出】

 ・¥814,851 (1日平均∶¥7,988)


【現在自分がいるのは北海道のこのあたり】