【2024年6月18日(火)】 天候∶曇り時々雨
AM3:45 起床。昨日、釣りをした時に両手をブヨに刺されまくり、寝ている時は痒くて仕方ありませんでした。手袋をして釣りをするべきでした。
日の出の頃は晴れていましたが、今日は大気の状態が不安定で、非常に変わりやすい天気の様です。
AM4:50 早朝から宿の親父さんと女将さんの見送りを受けて、本日の目的地である虻田郡豊浦町を目指して出発です。大変お世話になりました。ありがとうございました。
今日は東に進路を取り、太平洋側に抜けるルートを辿ります。たまに民家や会社、牧場があるだけで、ほぼほぼ何も無い道をひたすら進みます。
毎日、歩き終わると手がパンパンになりますが、今日は10kmぐらい歩いただけでパンパンに腫れてしまいました。昨日ブヨに刺されまくった影響ではないかと思います。
黒松内町のセイコーマートを過ぎると、今日のルートにはコンビニ、飲食店はありません。昼食は宿の女将さんにおにぎりを握ってもらい、夕食、朝食はコンビニ調達としました。お店はおろか公園みたいなものもありません。AM11:00、25km歩いた所の国道のパーキングエリアの脇で昼食休憩です。晴れていたのに休憩が終わたら雨が降って来ました。
路側帯にミヤマクワガタのオスの死骸がありました。例によってカラスの仕業かと思いましたが、この個体は車にひかれた感じでした。
国道37号線を東進すると太平洋が見えて来ました。青森県の八戸で見て以来、久しぶりの太平洋です。
礼文華トンネルに差し掛かりました。ここから410mトンネルの中に入った所で、本日の目的地である豊浦町に入ります。カントリーサインは、特産のイチゴと礼文華海岸でした。
礼文華トンネルの手前を海岸近くまで下がると、室蘭本線の秘境駅・小幌駅があります。行ってみたいと思っていましたが、宿の親父さんと女将さんに無理だと言われたので諦めました。通じるであろう道も立入禁止でした。
この先に小幌駅はあると思われます。汽車に乗らないと行くことは出来なさそうで、正に秘境という感じがします。「礼文華山トンネル」と「新辺加牛トンネル」という2つの長大トンネルの間に挟まれた80mの隙間にあることが、秘境駅と言われる由縁の様です。
礼文華の覆道が工事中で、例によって交通誘導員の方が先導してくれました。一人では通させてもらえません。
JR室蘭本線の礼文駅に寄って見ました。この先が長万部方面で、隣りの駅が小幌駅となります。
礼文駅に到着した時刻が14:00。14:59発の上り長万部行に乗って、15:54着の下り東室蘭行に乗って帰って来れば、隣の駅の秘境・小幌駅に行くことが出来ます。が、やめておきます。
今日は虻田郡豊浦町までやって来ました。PM2:30 本日の宿泊先である「礼文華海浜公園キャンプ場」に無事到着しました。カントリーサインの景色がここの様です。
本日の利用者は自分一人でした。平日だと良くあることです。広大なキャンプ場に小さなテントがポツンと一つとなりました。テントを張り終わったら再び雨が降って来ました。
このキャンプ場のビジターセンターは、豊浦町アイヌ文化情報発信施設「イコリ」でもありました。
年に3回程、アイヌ伝統の儀式が行われるとのことでした。
ヒグマの毛皮も寝そべっていました。
明日は伊達市まで行きます。【本日の歩行ルート】
【本日の歩行距離】
・38.8 km
【93日目迄の総歩行距離】
・3,415.5 km (1日平均(実働)∶38.8 km)
【本日の支出】
・昼食 ご厚意のおにぎり ¥0
・夕食、朝食 コンビニ ¥1,315
・礼文華海浜公園キャンプ場 ¥1,000
・合計 ¥2,315
【93日目迄の総支出】
・¥744,477 (1日平均∶¥8,005)
【現在自分がいるのは北海道のこのあたり】