【2024年6月9日(日)】 天候∶曇り後雨


AM3:30 起床。早朝から出港する船のエンジン音で起きました。準備を整え、AM4:30 まずは最初の目的地である今別町へ向けて出発です。


県道14号線を進むと、蟹田小学校、三厩小学校体験田というのがありました。合言葉は「おいしい米づくりに挑戦しよう!!」だそうです。田舎の子は貴重な体験が出来ていいなと思います。

歩道でタヌキが死んでいました。車にひかれてしまった様です。可哀想です。

世界文化遺産 北海道・北東北 の縄文遺跡群の一つである大平(おおだい)山元遺跡に寄りました。土器や石器が出土したそうですが、あまり感動はありませんでした。

最初の10kmは平地でしたが、それを越えると上り坂となり、小国峠に差し掛かりました。路面が融雪装置の配管の錆が元で茶色になっていました。

小国峠を越えると、今日の最初の目的地の今別町に入りました。

峠を越えると右側の木が揺れたので見てみると、ニホンザルがいました。

歩を進めると、今度は親猿が車にひかれて死んでいて、小猿が2匹、いつまでもその場を離れないでいました。可哀想です。

高い所に、肉うしがいました。

田舎の中に突如現れた巨大な要塞は、JR奥津軽いまべつ駅でした。JR北海道管轄の駅で、日本の新幹線の駅で一番乗降客が少ないことで有名だそうです。昨年は大間から船に乗って北海道へ渡りましたが、今回はここから青函トンネル53.9kmを歩いて北海道へ上陸したいと思います・・・。
ウソです。通れません。ここから10:07発の「はやぶさ1号」で北海道のJR木古内駅まで行きたいと思います。 

北海道新幹線の開通前に「ゾーン539切符」という吉岡海底駅の見学ツアーがありました。その際の助役さんの話ですが、ツアーの最後に点呼をとったら1人増えていたことがあったそうです。増えていた1人は青函トンネルを歩いて来た人だったそうです。運転士の証言で今までに何人かがトンネルを徒歩で通過しているそうです。

奥津軽いまべつ駅の改札口はこれだけでした。

AM10:07 「はやぶさ1号」のE5系新幹線電車が到着しました。青森県の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

AM10:40 JR木古内駅に到着しました。故郷北海道に上陸です。船で時間をかけて来ると「あぁ、とうとう来たなぁ〜。」と感じますが、新幹線で来ると30分。タイムスリップしたみたいで変な感覚です。AM11:00 本日の目的地である上磯郡知内町を目指して最出発です。いきなり雨の洗礼を受けました。

AM11:15、21km歩いた所の「そば処 石川屋」で昼食休憩です。「サバみそ定食」のご飯大盛りをお願いしました。ご飯の量が予想以上に多くなり、そばの量も多くてお腹いっぱいになりました。

座った席の前に、HTB「おにぎりあたためますか」の「豚一家」のサインと写真がありました。

国道228号線を進むと、本日の目的地である知内町に入りました。カントリーサインは、特産のカキとニラ、新幹線の出入口の町ということで、E5系新幹線電車でした。

道の駅しりうちに隣接する新幹線展望塔に着きました。上に上がりたいと思っていましたが、歩き疲れてヘロヘロなので諦めました。

続いて青函トンネル北の玄関口というビューポイントがありましたが、立入禁止になっていました。残念です。

それでもちょっと進んだ所の知内川にかかる橋の上から青函トンネル北の玄関口が見えました。

今日は北海道上磯郡知内町までやって来ました。PM4:00、本日の宿泊先である「旅館清八」に無事到着しました。食堂も兼ねていました。

部屋は6畳の和室で、風呂、トイレ、洗面所は共同でした。

洗濯は無料でやらせてもらえましたが、洗濯機は2槽式でした。使い方が解らない人がいるみたいです。

今日の客は自分だけでした。女将と色々旅の話をしたら、素麺と天ぷらの差し入れがありました。ありがたいです。夕方出来立てをいただいた後、晩ご飯も食べました。

明日は北海道松前郡松前町まで行きます。


【本日の歩行ルート】


【本日の歩行距離】

 ・39.4km


【84日目迄の総歩行距離】

 ・3,102.4 km  (1日平均(実働)∶38.7 km)


【本日の支出】 

 ・麦茶 ¥140

 ・奥津軽いまべつ→木古内 ¥4,240

 ・昼食 サバみそ定食(ご飯大盛り) ¥1,350

 ・夕食、朝食 コンビニ ¥1,749

 ・旅館清八 ¥4,500

 ・合計 ¥11,979


【84日目迄の総支出】

 ・¥689,654 (1日平均∶¥8,210)


【現在自分がいるのは北海道のこのあたり】