【2024年5月28日(火)】 天候∶雨


AM3:30 起床。夜中、蚊の羽音で2回起こされました。最悪です。バックパッカーに優しくない宿からはさっさと去ることにします。AM4:30 本日の目的地である、宮城県気仙沼市を目指して出発です。


雨雲レーダーを確認した所、AM9:00から雨が降り出すとのことだった為、降り出す前に出来るだけ距離を稼ごうと思ったら、AM5:00から降り出しました。道路上で雨武装して再出発しました。


今日もGoogle mapに通れない道を案内されました。JR気仙沼線が津波の被害を受けた為、気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)に改良したバス専用道路でした。行っちゃおうかな?と思いましたが、止めました。

ということで、大人しく国道45号線を進むことにします。河口附近では高さ10mほどの防波堤が築かれていますが、こんな小さな川沿いも同様でした。

歩を進めて行くと、本日の目的地である気仙沼市に入りました。

先ほどのBRTのバスがやって来ました。元々気仙沼線の線路だった場所です。歩かなくて良かったです。

防波堤と防波壁が取り合っている箇所がありました。壁になると、その高さが良くわかります。

AM11:00、27km歩いた所の「道の駅大谷海岸」のレストラン「UMICOCO」で昼食休憩です。「漁師の気まぐれ定食」を注文したら、巨大なサバの開きが出て来て驚きました。ご飯を大盛りにしなくても、お腹いっぱいになりました。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館。大津波とその後の大規模火災は、死者1,143人、行方不明者212人に上る最大級の悲劇を気仙沼市にもたらしたとのことです。

宮城県気仙沼向洋高等学校旧校舎が震災遺構となっていました。4階まで津波が到達したそうです。信じられない高さです。

最初に映像シアターで13分間の東日本大震災発生時の地震、津波、津波火災の記録映像を見ました。その後展示室の資料を見た後、南校舎の震災遺構に入ります。

1階の教室内部は目茶苦茶な状態でした。


3階の教室内部には、津波で流されて来た車の姿がありました。

津波到達地点の4階の教室内部には、津波で流されて来た松の木がありました。

外には津波でグチャグチャにされた、国土交通省の道路作業車がありました。

伝承館から宿へ向かうルートを検索すると、またBRTのバス専用道路を案内されてしまいました。

今日は宮城県気仙沼市までやって来ました。PM4:00 本日の宿泊先である、「ホテルパールシティ気仙沼」に無事到着しました。

部屋は普通のシングルルームでした。

今日は結局一日中雨が降り続きました。
明日はこの旅24都府県目となる、岩手県大船渡市まで行きます。

【本日の歩行ルート】


【本日の歩行距離】
 ・42.2 km

【72日目迄の総歩行距離】

 ・2,639.4 km  (1日平均(実働)∶38.8km)


【本日の支出】 

 ・麦茶 ¥100

 ・昼食 漁師のきまぐれ定食  ¥1,300

 ・気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 ¥600

 ・夕食、朝食、麦茶 ¥1,803

 ・ホテルパールシティ気仙沼 ¥5,940

 ・洗濯 ¥300

 ・合計 ¥10,043


【72日目迄の総支出】

 ・¥589,367 (1日平均∶¥8,185)


【現在自分がいるのは東北地方のこのあたり】