【2024年4月23日(火)】 天候∶曇り後雨


AM4:00 起床。雨雲レーダーによるとPM2:00から雨が降り出すとのこと。合羽を着て歩くのは極力避けたいので、あまり寄り道せず早目にゴールしたいところです。AM5:00 本日の目的地である兵庫県損保郡太子町目指して出発です。


今日も国道250号線を中心に東進します。瀬戸内海には牡蠣の養殖のいかだが浮かんでいました。岡山の日生(ひなせ)地区も牡蠣の養殖が盛んな地域の様です。

今日は峠越えが3回あります。1つ目の峠を上がり切った所が県境でした。岡山県の皆様、短い間でしたがお世話になりました。

そしてこの旅10県目となる兵庫県に突入しました。最初の都市は赤穂市です。

県指定文化財の赤穂市立民俗資料館。旧日本専売公社赤穂支店だったそうで、素敵な洋館です。中を拝見したい所でしたが、会館前だったので諦めました。

AM8:00  14km歩いた所で大石神社に到着しました。赤穂義士を慕う有志が創建した神社だそうです。


討入り姿・四十七義士石像表門隊というのがありました。こちらは大石内蔵助以下二十三体。

こちらは大石主悦以下二十四体。忠臣蔵が好きな方は楽しめる所だと思います。


国史跡赤穂城跡に来ました。忠臣蔵で有名な赤穂藩浅野家五万三千石の居城だったとのことです。

本丸に天守台は築かれたものの、天守閣は構築されなかったそうです。

厩口門(台所門)から出て来ました。非常に綺麗な城址公園でした。

隣りの赤穂市立歴史博物館の入口に赤穂城隅櫓鯱が展示されていました。築造されなかったお城の鯱ということでしょうか?

赤穂城跡の近くの道路沿いに古い消防車がありました。昭和30年代の東宝怪獣映画で火災現場へ出撃するシーンに出て来るやつに似ています。

今日3つ目の峠・高取峠に差し掛かりました。国道ですが路側帯もほとんどありません。右足がライン上になる時もあり、大型車がバンバン通るので超怖いです。

峠道のカーブにナンバーが付いていました。No.1〜10までありましたが、カーブNo.というのは初めて見ました。

高取峠の頂きには、江戸城での事件を赤穂城の大石内蔵助に伝えた早かごの姿がありました。600kmを4日半で踏破したらしいです。凄すぎます。

高取峠を越えると相生市に入りました。このあたりでは路側帯が広くなり、いくらか安心です。

AM11:00  25km歩いた所の道の駅のレストランで昼食休憩を取ろうと思ったら、休みでした。仕方がないので、向かいにあった「和食さと」で「昼さと和膳(銀鮭ミリン焼)(ミニ冷そば)」というのを注文しました。久しぶりに食べたもりそばが美味でした。

おじいさんの横断注意の看板がありました。子供だと「飛出し注意」ですが、おじいさんだと「横断注意」となっている所が面白いです。

今日は兵庫県損保郡太子町までやって来ました。PM3:00  本日の宿泊先である「ビジネス旅館森重」に到着しました。何とか雨の降り方が酷くなる前にゴールすることが出来ました、

割烹料理屋さんがやっている宿で、お店で宴会をして、酔っ払って、そのまま泊まれる!という感じの宿でした。

部屋にバケツがありました。何のために置いてあるんでしょう?

明日はしっかり雨予報です。諦めて歩きます。
明日は兵庫県加古川市まで行きます。


【本日の歩行ルート】


【本日の歩行距離】

 ・37.3 km


【37日目迄の総歩行距離】

 ・1,315.3 km  (1日平均∶35.5 km)


【本日の支出】

 ・麦茶 ¥90

 ・昼食 昼さと和膳 ¥988

 ・夕食、朝食 スーパー ¥1,585

 ・ビジネス旅館森重 ¥5,000

 ・合計 ¥7,663


【37日目迄の総支出】

 ・¥289,134 (1日平均∶¥7,814)


【現在自分がいるのは瀬戸内のこのあたり】