【2024年4月18日(木)】 天候∶曇り


AM3:30 起床。昨晩PM11:00過ぎ、緊急地震速報で目を覚ましました。「豊後水道で地震」とのことだったので身構えましたが、愛媛県の東部はあまり揺れることはありませんでした。


今日はこの旅8県目となる香川県善通寺市を目指してAM4:45 出発です。


出発して5kmほど歩いた所で、この旅8県目となる香川県の観音寺市に入りました。愛媛県の皆様、短い間でしたがお世話になりました。


路側帯の内側の緑色のラインが通学路です。超狭いです。実際に歩いている子がいました。日本全国のどこにもこんな道があります。

へんろ道の案内人の「銭形くん」がいました。六十七番札所へは東へ1km、六十八番札所へは西へ8kmの地点の様です。

国道377号線を進むと琴平町に入りました。

PM0:00  31km歩いた所の「うどんの館大庄屋」で昼食休憩です。暖かくて、大盛りで、卵入りのうどんを注文しました。醤油出汁をかけネギとショウガをのっけていただきました。初めて本場でうどんを食べましたが、コシがあって大変美味しかったです。

金刀比羅宮の参道へやって来ました。平日ですが凄い賑わいで、外国人観光客の姿も結構ありました。

レンタル料100のご利益杖がありました。石段は785段あるそうです。

こんぴらさんの石段が始まりました。ここに来るまで33km歩いている為、この階段の上り下りは非常に厳しい状況があります。

参道の両脇にはお店が並び賑やかですが、上がることで精一杯であまり目に入って来ません。

階段が結構急です。バックパックを背負っているのでフラフラします。杖をレンタルして来た方が良かったかもしれません。

石段の脇にある重要有形民族文化財の「灯明堂と釣灯籠」。分かりづらいですが、金網越しに見えました。

やっと金刀比羅宮大門 まで来ました。階段の数は365段目。金刀比羅宮迄まだ半分にも満たないですが、脚が限界なのでここまでとしておきます。 

良くTVで見る飴売りの姿がありました。残念ですがここでUターンします。

振り返ると琴平町の町並みが見えました。天気は晴れている様ですが、黄砂の飛散で霞んでしまっています。

市街地まで降りて来た所にあった「高灯籠 」。日本一高い灯籠で高さは27m。国の重要有形民俗文化財だそうです。

琴平電鉄の琴電琴平駅。琴電というと相次ぐ踏切トラブルを思い出します。踏切を渡る際は、遮断器が上がっていても左右の確認をすることが賢明と思われます。

国道319号線を進むと、本日の目的地である善通寺市に入りました。

善通寺市には陸上自衛隊善通寺駐屯地がありますが、ここには旧日本陸軍の第十一師団の司令部がありました。ということで、駐屯地内の資料館の「乃木館」を訪ねることにしました。

61式戦車がありました。カッコいいです。何度もプラモデルを作りましたが、ゼンマイ仕掛けがすぐ壊れました。自分の1年先輩です。

74式戦車もありました。カッコいいです。自分より12年後輩です。

「乃木館」に入ります。126年前の建物だそうです。ここにはグアムからの米兵の捕虜収容所があった為、空襲を免れたそうです。

第十一師団長乃木将軍の執務室。椅子や机は実際に使用されていたものだそうです。その他、師団に関する史料や特攻隊の史料も展示されていました。

四国霊場第七十五番札所、善通寺へ来ました。弘法大師・空海が誕生した場所だそうです。

五重塔。鳥よけの網があるのが残念です。

本堂。ここで初めて遍路をしている方の姿を見かけました。

今日は香川県善通寺市までやって来ました。PM4:00  本日の宿泊先である「善通寺グランドホテル」に到着しました。

部屋は至って普通の部屋でした。

今日、右足のかかとに肉刺が出来ました。原因は不明です。水をぬいてキズパワーパットで処理しました。明日の歩きには支障は無いと思われます。
明日は香川県高松市まで行きます。


【本日の歩行ルート】


【本日の歩行距離】

 ・42.9 km


【32日目迄の総歩行距離】

 ・1,175.0 km  (1日平均∶36.7 km)


【本日の支出】

 ・のど飴 ¥113

 ・麦茶 ¥120

 ・昼食 温、大盛り、卵入りうどん ¥350

 ・夕食、朝食 スーパー ¥1,287

 ・善通寺グランドホテル ¥5,000

 ・合計 ¥6,870


【32日目迄の総支出】

 ・¥244,707 (1日平均∶¥7,647)


【現在自分がいるのは瀬戸内のこのあたり】