【2023年6月28日(水)】 天候∶曇り後雨


昨日キャンプ場の受付を行った際、キャンペーン中なのでどうぞと、常温保存可能な「よつ葉特選北海道牛乳」をプレゼントされ朝食でいただきました。美味しゅうございました。


AM3:00 起床。今朝は雨予報でしたが、起きたらまだ降り出すのは数時間後とのこと。ラッキーです。おかげで濡れずにテントを撤収出来、AM4:30 出発です。


国道238号線を進むと、最終到達目的地点の宗谷岬が見えて参りました。



途中、登校中の小学生達が「おはようございます。」と挨拶してくれました。朝っぱらから遠足をしているオジさんが子供達の目にどう映ったか?気になります。


事故多発地帯を啓発する、CROWNのパトカーの写真がありました。裏側に回ると・・・。



その後ろ姿でした。


稚内空港。3年前は羽田からここへ降り立ち、9日間かけて新千歳空港まで歩きました。初日はタクシーで宗谷岬へ行き正午にスタート。稚内にPM7:00に到着するという強行軍でした。



シカで良かったです。道中、クマ飛び出し注意や、シカ出没注意の看板は見ませんでした。



日本最北のコンビニと思われる、セイコーマートとみいそ店。皆さんセイコーマートを絶賛しますが、小分けのドレッシングが無かったり、ペットボトルの冷凍飲料を置いていない店があったり、箸を頼まないと付けてくれなかったりで、自分的には他の3社の方が使い勝手が良かったです。



宗谷岬まで10km地点まで来ました。その先の枝幸(えさし)までは100km、網走までは304km! 北海道、広いです。


国道を離れ、宗谷丘陵を進むことにします。ここは「白い道」のゴール地点で、スタート地点は宗谷岬側の様です。逆向きに進みます。



ここで雨雲レーダーを見ると雨の降り出し迄15分と出ました。慌てて雨武装して出発します。


これが「白い道」。ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた道です。直後に予報通り雨が降り始めました。この後アップダウンの激しい道が続き、天気が悪いのなら来るのでは無かったと後悔するのでした。



宗谷丘陵の周氷河地形。もっこりした丘が連なった面白い地形です。超難しいゴルフコースみたい?に見えます。


「よっこらしょ・・・」と、お休みくださいとありますが、雨の降り方が酷くて休んでいられません。


宗谷岬まで3kmの標識が出ました!あと3kmでゴールです。


ここのエゾシカ達はあまり近づいても逃げません。3年前もそうでした。奥で首を出している雄鹿の角が立派です。



とうとうやって来ました、日本の最北端。宗谷岬の日本最北端の地の碑が見えて参りました。


探検家の間宮林蔵が海峡を見守っています。


2023年6月28日(水) AM11:09、北緯45度31分、日本最北の地、宗谷岬に到着し、その足跡を印したことを証明していただきました。



ちょうど訪れたご夫婦に記念の写真を撮っていただきました。皆様の応援のおかげで無事、日本最北端に到達し、徒歩での日本縦断を成し遂げることが出来ました。感謝申し上げます。ありがとうございました。


AM11:30、食堂最北端で昼食休憩です。帆立ラーメンを注文しました。帆立貝が1個だけという淋しいラーメンでした。


宗谷岬から今日の宿泊先の稚内の市街地迄はバスで行きますが、平日だというのにバス停には50人以上が並び、バスは超満員になってしまいました。コロナの反動なのか?驚きました。おかげで途中でバスを降りることが出来ず、終点までいくはめになりました。


PM4:30、本日の宿泊先である稚内市のホテルニューチコワに到着です。


明日、明後日はここで休みをとり、週末は妻を呼んで利尻・礼文観光をしてから浦安へ帰ります。

明日からは、日本縦断の回想、その後の様子等を数日間綴らせていただきます。


【本日の歩行ルート】


本日の歩行距離】

 ・28.5.km 


【93日目迄の総歩行距離】

 ・3,282.2km  (1日平均∶35.2km)


【本日の支出】

 ・日本最北端到達証明書 ¥200

 ・昼食 帆立ラーメン+ライス ¥1,200

 ・バス 宗谷岬→稚内駅 ¥1,420

 ・タクシー 稚内駅→ホテル ¥880

    ・夕食、朝食 コンビニ ¥1,744

 ・宿 ホテルニューチコワ ¥6,555

 ・合計 ¥11,999


【93日目迄の総支出】

 ・¥653,067  (1日平均∶¥6,947)

        ※ 0日目(移動日)分を含む