ふウルトラ怪獣造形記 2014年

宇宙怪獣エレキング編(その2)



【2014年(平成26年)1月〜5月】


エレキングの首と頭部の形は出来上がったので、続いて仕上げの作業に取り掛かったのでありました。


エナメルの生地を継ぎ目無しで頭部に貼り付けたい為、大き目に2WAYグロスレザーを裁断し、裏面にGボンドを塗布して乾燥させます。

本体の表面にもGボンドを塗布し乾燥させた後、エナメルをアゴの裏から頭部を一周する形で一気に貼り付けます。

貼り付け完了後、目と鼻の部分に黒のエナメルを貼り付けて見ましたが、その出来に今一つ納得が行きませんでした。よって再び一から作り直してみたものの、あまり代わり映えのしない結果に終わりました。右側を採用し、左側は被り物として使うことにします。

口の部分の仕上げを行います。実物の口の部分はハチの巣構造のハニカムパターンになっていますが、作り方が思いつかなかった為、涙目(戸当りクッション)を目違いにして透明なプラ版に貼り付けてみました。

口の部分に豆電球を仕込み、裏に反射板を付けて点灯してみるとハニカムパターンぽくなったのでOKとします。

被り物の口の部分には100円ショップで購入したホログラムシールを貼り付けてごまかしました。

目(?)から生えるアンテナ(?)部分を動かす仕掛けを作ります。タミヤの「ミニモーター低速ギヤボックス」をプレートに設置し、目の軸とギヤ、ギヤとモーターをそれぞれフレキシブルジョイントで連結します。


野菜を洗うボールに設置して試してみると、それっぽく動いたのでOKとします。

首の上にギアボックスをのせる台座を設置します。

台座の上にギヤボックスを設置します。

首の上に頭部を接着。目(?)の奥にフイルムケースを仕込み穴を開け、アンテナ(?)の軸を出し、そこにアンテナ(?)を設置します。

アンテナ(?)を動かす仕掛けの設置が完了した後、後頭部を塞いで設置完了となりました。

これで完成です。

右上には昨年作ったバルタン星人の姿が。

右側にあるのは、ミトンの手袋状のエレキングの手です。


あとは5月末の運動会当日を待つばかりとなったのでありました。


つづく