【6日目】9/19(木) 天候∶曇り時々雨


本日の予定はワイス温泉から稲穂峠を超えて余市へ向い、日本海に沿って小樽まで行くというもの。本日の行程は50km以上の長丁場に加えて峠超えあり。更に天気予報も悪く悪条件が続く中気合いを入れて出掛けたのでありました。



出発の準備をしているとワイス温泉のご主人から「登山ですか?」と聞かれたので歩きですと答えると感心されました。AM7:30  ご主人に励まされて出発です。


出発して30分程で小沢(こざわ)駅に到着。


倶知安〜余市間は急勾配が連なる函館本線・山線区間の難所。銀山駅は国道ルートから外れてしまう為まずはその次の然別(しかりべつ)駅を目指すことにします。

AM9:00  棒杭の沢覆道の手前から雨が降り出しました。

やがて雨は本降りに。小樽まで39km、先は長い。

AM10:00頃、稲穂峠に差し掛かりました。上り坂、雨降り、歩道無し。歩いていて一番イヤなパターンです。

延長1.7kmの稲穂トンネルに差し掛かりました。歩き旅の難所であるトンネルも雨の日はしばし雨から逃れられる場所也。

稲穂峠を越え仁木町に入りました。フルーツ王国と言われるだけにカントリーサインはリンゴとサクランボです。

PM0:00  きのこ王国仁木店に到着、昼食休憩を取ります。フルーツ王国の中のきのこ王国。きのこ汁が名物でそれを飲む為だけに立ち寄る人も多いそうです。

豚丼を注文。きのこ汁付き。豚丼にもきのこが入っていて大変美味しゅうございました。

PM2:00  雨が上がったころ然別駅に到着。丁度上り列車が入線。1両目はJR世代のキハ150型気動車。

2両目は国鉄世代のキハ40型気動車でした。

フルーツ王国。国道沿いには果物の直売所が並びます。

PM1:45  仁木駅に到着。

PM2:20  余市駅に到着。すぐ近くにあるニッカウヰスキー余市蒸溜所から蒸溜時に使用する石炭を燃やす匂いが漂って来ました。子供の頃によく嗅いだ懐かしい匂いです。

余市からは日本海の海岸線に沿って進みます。畚部(ふごっぺ)には昔一度海水浴に来た記憶があります。

PM3:00  小樽市に入りました。こちらは蘭島海水浴場。遠浅の砂浜で子供の頃海水浴に数回来ました。

PM3:30  蘭島駅に到着、休憩です。小樽市に入ったもののここから市街地迄はまだ14kmあります。再び雲行きが怪しくなって来ました。

古い橋の下からは日本海の荒波が見えました。

PM4:30  塩谷の海岸辺りで再び雨が降り出しカッパを装着。沖にはサップをしている人の姿がありました。

PM7:00  体はヘロヘロ、足はグチョグチョ、ボロボロな状態で本日の宿泊先であるビジネスホテル大幸にたどり着きました。歩いた距離は53km。疲れ果てたので早目に就寝したのでありました。


【6日目のデータ】

・歩行ルート

・歩行距離 53.7km
・1kmの平均時間 10分47秒
・平均時速 5.6km/h
・ストライド 74cm
・消費カロリー 4,685kcal
・6日目迄の総歩行距離 270.1km