【2018年9月】


JR北海道・札沼線の非電化区間である北海道医療大学〜新十津川間が2020年5月に廃止されると知り、無くなる前に一度沿線を歩いておきたいと思い、また前回は5日間で200kmを歩いたので、今回は7日間で300kmを歩きたいと思い計画を行いました。


〔1日目〕 旭川空港〜深川     45.0km

〔2日目〕 深川〜浦臼                42.0km  

〔3日目〕 浦臼〜新篠津            46.0km

〔4日目〕 新篠津〜札幌            44.0km

〔5日目〕 札幌〜小樽                43.0km

〔6日目〕 小樽〜札幌       47.0km

〔7日目〕 札幌〜新千歳空港 43.0km

 合計 310.0km


出発が翌週に迫った9/5、北海道に台風21号が上陸して大きな被害をもたらし、更に翌日の9/6には胆振(いぶり)東部地震が発生し大停電が起こる等被害が拡大する中、行っても大丈夫なんだろうか?と思いつつ予定通り出掛けたのでありました。



【1日目】9/13(木) 天候∶晴


AM4:45  浦安の自宅を出発、バスと飛行機を乗り継ぎAM8:45  無事旭川空港に到着、着替えを済ませAM9:15に空港を出発。


大雪山連峰を右手に見ながら東神楽町を進みます。

田園地帯の直線道路を北上。

しばしポン川の河川敷を歩く。「ポン」はアイヌ語で「小さい」という意味らしいです。

その後旭川市内に入り順調に歩いていましたが、突然右脚のスネに痛みを感じ一昨年の悪夢が脳裏をよぎります。ちょっとハイペース気味だったかもしれないので歩幅を小さくして歩くことにしました。

旭川の市街地を抜け国道12号線を西進。旭川と深川を結ぶサイクリングロードと平行する所があったのでちょっと歩いてみました。

春志内トンネルに差し掛かりました。自転車と歩行者の迂回路の表示がありましたが、中に歩道があったのでそのまま進むことにします。1,805mあるので通り抜けるのに20分かかります。


PM4:00  神居古潭に到着。アイヌの人々の聖地。「カムイ」は「神」で、「コタン」は「村」。

緑色に見える石狩川。

神居大橋。

神居古潭はパワースポットであると共に心霊スポットとしても有名な所。夜中、興味本位で行く所では無いそうです。

神居古潭を抜け深川方面へ行く為国道12号線から道道57号線に入ります。しばらくした時、前から来た大型トラックがすり抜けた際の風圧で帽子がふっ飛ばされました。飛ばされた帽子は草むらの中を探してもなかなか見つからず困り果てました。疲れて水を飲もうとバックパックをおろしたら、帽子はバックパックの上にのっかっていました。貴重な時間をロスしてしまいました。

PM5:46  日没。

PM6:30  食料を調達する為JR函館本線深川駅近くのコンビニへ。台風と地震のダブルパンチで流通が滞り品薄状態が続いていると聞いていましたが、それほどでも無く食料を無事確保。PM7:00  初日の宿泊先である深川のビジネスホテルに到着したのでありました。





【1日目のデータ】

・歩行距離 46.5km

・1kmの平均時間 9分55秒

・平均時速 6.0km/h

・ストライド 79cm

・消費カロリー 3,935kcal