今の時期、歩き遍路されてる方を時折見かけます。ここらはエエんですが、排気ガスたっぷりなR55の凸凹歩道を歩くんは気の毒。
前回、池田からの帰りは今まであまり座らなかった吉野川と反対側の席に座ったら貞光の側線が気になったので行ってみることに。
川島より先に行く列車は少なく、私としてはこの季節早起きしました。二番線には鳴門から直通の桑野行きが40二両で到着。
乗って来た437Dが池田に向かって去って行きます。
貞光で降りるのは初めてです。朝が早いせいか閉まってましたが、うず芋販売の店が入ってる様です。屋根上に小さな塔?が付くのは徳島線で時々見かけるタイプ。
ここは剣山への登山口、いっぺん行きたい所です。
本題の側線。今は保線資材置き場になってますが、右手の工場の側線だったんでしょう。
金陵のマークがあったんで酒造会社かと思ったら、酒菓とあって酒粕入りの最中らしいです。
倉庫寄りにもう一線あったカンジがします。
こう言う線路は大好物。
ホームの上屋も昔のままで良い雰囲気ですよ。
池田方にある低温倉庫も気になります。徳島線沿線は三好・美馬・吉野川と主立った町が市になりましたが、ここは半田・一宇と合併後も町で残ってます。
こういうのも良いですねぇ。貨車の転動防止用だと思います。
特に柵もなかったので徳島方にズケズケと入り込んで来ました。倉庫は妻にも大きな開口部があり、地面のカンジからも線路が中に引き込まれていたような気がしますが、どうでしょう?
更に先の線路が収束する所に貞光東踏切。緩いカーブの先は貞光川に掛る鉄橋。
左側の道を抜けて、駅前を通る通りに出ようと進んで行くと、
いきなりこれが現れてビックリ!そう言えばどっかこっち方に何かあるんは見たことあるような気がしますが、事前に見た地図にも全く表記がなかったんで驚きました。
検索してみると2011年に閉館したらしい。と言うことは、もう10年以上放置されたままか・・・
通りから少し入った所にあって、
通りには立派な門?があります。
この通りはR192の旧道らしいですが、昔の街道の雰囲気が残ってます。
銀行も景観に配慮した造りで良いですね。
薪ストーブや暖炉の専門店。アウトドアブームで焚き火が流行ってるとか。
側線に工場があった会社。扉は有限会社のままですが、今は株式会社です。
駅舎内に売店があった店の本店。県下一帯の土産物店で見かけるうず芋とかうずきんとか鳴門系の菓子が有名ですが、本店は内陸にあったんですね。
駅入口脇に年金事務所が目立ちます。
この辺はたぶん空襲を受けてないんで戦前の家も残ってるかも。
全品半額ですよ。
ウロウロ散策するのも楽しそうですが、列車の本数が少ないので駅に戻ります。
駅前のお宅には「うだつ」があります。
さて、池田方で気になった低温倉庫も見てみます。
今はネギとか植わってますが、ここにも側線が延びていたのかしれんな。
高い位置にある開口部は貨車への積み込み用か?等と勝手に想像。
450Dで山川へ移動します。
450Dはここで特急待ち合わせのため7分ほど停車。
さて、山川の池田方にある人専用踏切を渡ります。
その踏切から構内を見たところ。今は一面一線のいわゆる棒線駅ですが、隣の製材所で昔は貨物扱いしていたそうです。
今はコンクリートで覆われていますが、片持ち式の屋根と言いここに側線があったんだろうなと想像できます。
列車から見たときは材木の下に敷かれてるんがレールの名残に見えたんですが、どうもそうではなさそう。
時間もあるんで川田川の鉄橋まで行ってみました。阿波富士と言われる高越山が望める良い場所です。
池田方。
ここまで来たら撮りたい。
こう言うときは単行の方がかえってサマになりますね。
この日はトロッコ列車が再開された直後だったんで勿論撮ります。
本数の少ないこの区間では貴重な列車です。185の藍色は良い色ですね。
駅に戻る途中で徳島方も試してみました。高越山入れるならこっちの方がエエかもしれませんが、電線は我慢せなアカン。
更に駅手前で特急の時間になったんで、ここでも高越山を入れて。
その後は新緑を眺めながら各停で帰宅。