
18切符4回目は日本海沿いの駅へ撮り鉄に行きたかったんですが、相変わらずの天気でまた乗り鉄に変更し宮城県まで進出しました。

ハイブリッド車に初めて乗りました。電気式ヂーゼルカーの一種だと思いますが蓄電池併用がミソ。車内にモニターが付いていましたが「エンジン」と言う表記は「ヂーゼル発電機」に換えた方が分かりやすいと思います。でもまあ、力行や回生制動もそれぞれ表現されて音と合わせると楽しいです。
ここからは北海道の続き。
今回の北海道乗り鉄の目標は、①根室本線の釧路-根室 ②宗谷本線全線 ③根室本線の新得-滝川の三つ。この内、新得-滝川間の一部は未だ代行バス運航中です。この代行バスに乗れると言うのもなかなか経験出来ないので何としても乗ろうと決めていました。

特急が着いてから30分以上、8時前の発車予定です。

バスが来たのでこれかと思ったら拓殖バスの一般車の様でした。

拓殖バスの前身は昔、ここ始発の鉄道を営業していました。時々紹介してる小生の宝物「朝日新聞社『世界の鉄道’68』」からです。

で、代行バスはこんな立派な車!

この区間の乗車券を持っていれば乗れるんですが、特に確認はされませんでした。用も無いのに乗るヤツはおらんだろうと言う考えなんでしょう。

ハイライトの狩勝峠。動物注意の標識も多数。国道38号線、対向車は稀にトラックが来るぐらい。これで別に高速道もあるそうですから鉄道存続は危うしです。

峠の眺望は反対側の席(進行左側)の方が良いです。鉄道とは眺めが違うと思いますが是非列車でもう一度越えてみたい。

行く手に線路が見えて来ました。

新得を出てから40分ほどで落合駅に到着、少々停車するそうで皆降りて見学です。

新得-幾寅-東鹿越がバス代行区間。

ほぼ一年近く列車は通ってないのでレールは錆びていますね。あの台風は8月末でした。

鉄道での復旧は微妙な感じですね。実態からすれば新得-滝川間はバス転換が合理的だと思います。最近になってJR四国や九州の社長も赤字路線の単独維持は困難だと発表していますしね。

現実論はさておき、やはりいつかここを通って狩勝峠を列車で越えてみたいです。

ここまで代行バスは7人くらいだったと思います。ここで停車中に地元の方3人の乗車がありました。

こうして見ると、バスがでかいのか駅舎が小さいのか。

落合を出てしばらくすると復旧中?の線路が見えました。う~む、線路を復旧してるのか河川を改修してるのかは不明。

まだまだ手つかずの場所も。

多分、麦畑。遠くの山に雪が見えるのはさすが北海道。

次の「停車駅」幾寅に到着。映画のロケに使われた時のままで、どこにも本名で表示されていません。

ちょっとした観光地。

列車の来ない踏切を通過。

代行バスの終点、東鹿越。接続する滝川行き列車が待機中。

駅名標と観光案内図はどっちが先だったんでしょうか。

右の方に何か施設があります。ウィキによると、昔は石灰石の積み出しがあったそうです。

約10分で接続する列車で滝川へ。

東鹿越を出て直ぐ、車窓には金山湖。

次の駅は金山。きんざんではありません。

これは春蒔き小麦なんでしょうね。

材木も昔は貨車で運ばれていたはずです。

相変わらず農業倉庫は盛んに目にします。

ちょっと広めの構内のある駅に来ました、富良野です。翌日また通ります。

オフレールステーションかと思ったら正規のコンテナ扱い駅。ウィキによると列車が来るのはシーズンのみで普段は自動車便だそうです。

さらに進んで芦別駅に到着。

立派なホームと

広いヤードの名残が。

昔は空知炭山の一角を占めていたそうです。

再び「世界の鉄道’68」から。

こっちは同じく’71の客車特集から。ここはDD13タイプが谷川を渡る写真を趣味誌で良く見ました。

芦別駅の構内に似てますが、こちらは赤平駅。

ここも昔は炭鉱があった駅で構内広いです。

これでも現役の駅です。

滝川に到着。時間があったので少し歩いてコンビニでお握り調達。駅構内の売店と立ち食い蕎麦は無くなっていました。

旭川までは特急利用で宗谷本線に接続させます。

相変わらず広い構内です。手前の数線は架線も張られてるんで夜間は車輌留置に使われてるんでしょう。

昔、JR西の特急でもこう言うの見たことがあります。寝てるのに検札で起こされるんが嫌な人には良いですね。そう言えば最近指定席は検札省略が当たり前になりましたね。

旭川に到着。えらい近代的な駅にキハ40。

12時31分発の名寄行きに乗ります。

これも非冷房ですが、扇風機に替えてラインデリア風の送風機を装備。

何せ初乗の路線ですから何もかもが北海道風に見えます。

北旭川貨物駅。貨物列車が運行される北端駅。

ここから先は道路のコキが。4個積みは初めて見ました、迫力ありますね。

ずうっと昔、エレキバンの宣伝で有名になりましたね。

なぜかこの駅名を覚えていました。RJ誌の紀行記事で見たんかなぁ。

次駅の和寒共々名前は知ってました。ここらもいっぺん降りて見たいです。

駅前のカンジがいかにも北海道です。

農業倉庫はどこも良い味出してます。

牛だけじゃない。

道路のコキは結構見かけます。これでも列車設定するより安上がりなんでしょうね。

乗ってきた列車の終点、名寄です。

先の接続が無く、ここからまた特急利用です。

ガラスに止まった虫が入ってしまいました。昔は機関区もあった拠点駅です。

右奥辺りは元機関区だったんじゃないでしょうか。

北海道らしい(小生の勝手なイメージ)堂々とした駅舎。写ってるバスは名士バス。偉い人が乗るバスではなく、名寄-士別間と言う意味ですよ。

雪除けのためか、北海道の駅舎寄りホームはどこも庇が深いです。
今回も60枚を越えたところで続きます。