暑いです、もう「初夏」なんて言うなま易しい表現は不適切。明日から夏服にしますわ。


この週末、やっと5月初めての撮り鉄に。田圃に水を入れる灌漑設備のごうごうと言う水音を聞きながら久し振りにお握り昼食。田圃の中では日陰がなくヒリヒリと日焼けしました。


例年、5月の連休は貨物列車はほとんどウヤなんで私鉄に行ったりしてましたが、関東に居る間に東京湾フェリーに乗っておこうと言うことで、大宮から浦和トンネル経由で京葉線に直通する便利な電車で出発。


いかにも京葉線と言うカンジの海浜幕張。最初は神奈川方から渡って銚子に行き、ぬれ煎餅買って帰ろうかと考えましたが、浜金谷から銚子はあまりに不便で断念。


房総から入って久里浜に渡ることにしました。と言うわけで浜金谷に到着。想像以上に同じルートの人が多い。


構内跨線橋からフェリー乗り場の方角を見た所。正面のワシントン椰子?が植わった所は何か商業施設かと思ったら個人のお宅の様でした。


内房線の各駅はこの色に統一されているような気がします。


連休真ん中辺りと言うことで道路はクルマが数珠つなぎ。


接続が良すぎて切符買って乗ったらスグに出帆です。


天気が良くて陽射しはキツイものの風は爽やかな五月晴れ。


早速撮り船。右に向かうのは近海用コンテナ船のようですが、反航する白い船は何か特殊な調査船のようなカンジです。


手前は内航船だと思います。奥はLNGタンカー。昔は球体タンクでしたが最近は非球体が主流のようです。


出港して20分くらい、と言う事は行路中間付近で僚船と交差。向こうもデッキは鈴なりの盛況。車輌甲板は向こう側が透けて見えるので小型車ばかりなんでしょうね。


行路中間なんで東京湾を南北に貫くメインラインを横切っていることになります。さすがに船が多い、瀬戸内海顔負けです。


ヘビーデリックを備えた重量物運搬船でしょう。こういう特殊用途の船が好きです。


遠くに霞んで見えるのは新日鉄住金の君津製鉄所か。


そろそろ久里浜港に到着。房総半島がこれくらいの距離に見えます。徳島から淡路見るくらいか。


久里浜港の岸壁には大型公衆浴場と、とても風呂屋の煙突には見えない巨大煙突。


地図で見ると、奥に見えるプラント?と共に生化学工業の工場の様です。


さて、ここからバスで京急久里浜駅に出て観音崎に向かいます。


久里浜から乗った電車を堀之内で降りて浦賀行き支線に乗換。左の由緒正しき京急電車が浦賀行きです。


その昔、ペルリが上陸したという浦賀に到着。


再びバスで観音崎着。久し振りに嗅いだ海の匂い。


おおっ、こりゃイイ!


天気が良いこともあって想像以上の美しさ。思わず「うわぁぁ!」と声に出してしまいました。


早速船が。球体タイプの内航用らしいLPGタンカー。


連休真っ最中で磯遊びの方も多数。


圧倒的存在感を振りまきながら大型コンテナ船が来ました。デンマークの船会社、マースクラインですね。


ここに居る間ずっと、右の白い塔が観音崎灯台だと思っていました。帰ってから調べると、ホントの灯台は岬の陰にになっていて、写っている白い塔は東京湾海上交通センター(通称:東京マーチス)でした。ここのサイトでは通過する大型船の情報が見られます。トップでは対水上レーダーが全周を走査中。


しんどそうなんで塔の方には登らず、船が撮りやすそうなボードウォークを進みます。


陽射しが強く、棕櫚かビロウの木陰で船を見ながらお握りで昼食しました。


コンテナ船が正横に来ました。高く積み上げられたコンテナは揺れたら崩れるんとちゃうんかと心配。


水道の中心付近に平べったい島が見えます。どうも富津沖に明治以降に造られた第一・第二海堡の様です。要塞の名残?


北の方にガントリークレーン。「SUMITOMOよこすか」と読めるので検索すると住友重機械マリンエンジニアリング横須賀造船所のようです。元を辿れば住友重工追浜かいな。


連休中ですからこういう釣り船と言うか遊漁船の類も多数。


巨大な自動車運搬船らしき船が出て来ました。


こちらは派手な色のLPGタンカー。今日はLPGタンカーを随分見ます。


ファンネルの赤地にKは川崎汽船。船名で検索するとMarine Trafficと言うサイトに船籍パナマ、59,525総トンと出ていました。現時、香港に居るそうです。反航して入港した来た船も何やら特殊装備。



今度は鉱石や穀物を運ぶバルクキャリアと呼ばれる船でしょう。


房総半島に観音様の像が・・・知らなんだ。観音崎の名前の由来と関係あるんか。


タグボートが先導して大きな船が出て来ました。ちょっと変わった船形。


コンデジはカメラ背面のモニタ-がファインダー代わりになるわけですが、望遠一杯にすると固定するのが難しい。画面でぶれてるのが分かるので2~3枚撮って選んでます。


帰る頃には巡視艇が出て来て遊漁船に何やら注意していました。


磯遊びしていた人々も帰り支度を始める人が増えて混みそうだったので早めに引き揚げることに。


帰りは京急久里浜駅を抜けてJRへ。ド逆光ですが、ちょっと洒落たカンジの駅舎。


ホームは一面二線と単純ですが横には留置線多数。夜は217で一杯になるんでしょう。


終端部。留置線ヘの出入りは一旦終端部に引き上げてからスイッチバックするんじゃないでしょうか。


終点の駅名標。この電車の折返しで帰宅シマした。
※この日はコンデジだけです。文中に3:2サイズの写真がありますが、DPPで色調調整したときにデジイチ用設定のままだったのでトリミングされてしまったものです。