めっきり涼しくなりました。クールビズ大流行だった通勤電車も上着が増えてきました。
関東が続いたので夏の帰省の記事です。8月分が残っているので季節外れですが。
一昨年の夏、初めて行った時の写真で当時は未だPowerShotA610を使用中。土讃線の有名撮影地としてネットで知ったのがきっかけでした。
夏の帰省でどこか乗り鉄・撮り鉄したいなと検索していました。全く知らなかったここに行ってみようと思ったのは「ごっさん」様の、この記事を見てからです。
2000系試験塗装車というのも価値有りなんでしょうが小生にとってはその背後、吉野川対岸の斜面に貼り付いたような家や畑を絶妙な長さの望遠で取り込んでいるのが「これぞ土讃線の写真」と感心したんです。
たぶんここが同じ場所だろうと。夏ですから葉が繁って見通しは悪くなっています。左の大きな樹が桜でしょうか。
この年、ここで列車がまともに写った唯一の写真です。基本的に一時間当たり特急が一往復だけと本数の少ない所ですが徳島を始発で出て琴平行き各停で箸蔵に行けば次の下り各停まで100分の滞在で特急2往復が撮れるこの場所にしては効率的な撮影が出来ます。(現行ダイヤでもほぼ同じ)
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初回が風景写真しか撮れなかったので翌年再度訪問。カメラはFINEPIX-S2500に替わりましたがシャッター押すのが早すぎてやっぱり風景写真。
桜坂から逸れますが佃-箸蔵間の車窓はもっと有名になっても良いと思います。
短時間で高度が上がるしジェットコースターのようなカーブの連続はトロッコ列車に最適です。
座って撮ると向こうの斜面が入り込まない。
と言って立ち撮りすると列車に坂を駆け上がってるというカンジが出ないし。
遠くの山のボケ方が不自然で合成してるみたいになるのはどうして。
ほんとに良い風景なのに何で上手いこと撮れんのか、はがいたらしいわぁ。
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懲りずに今夏も行って来ました。今年はタクシー奮発して今まで箸蔵まで乗ってきた各停を先廻して撮りました。
カネを掛けてたんで去りゆく列車もひつこーに撮ります。
後追いの写真が多いですが午前中は上り列車を箸蔵方に向いて撮ると逆光になります。
32号線から撮影場所に降りる階段。なかなかお手本と同じような写真が撮れないんで場所が違うのかと心配になります。
右手にある信号機、たぶん箸蔵の場内信号だと思いますがそこにも線路に降りる階段があります。行ってみましたが見通しが悪くそもそも危険で撮影場所には出来ません。
撮影場所はかなり限定されますがズームをどれくらいにするのかが迷うところです。
去年までここで各停といえば54でしたが今年は1000系が登場。徳島では1500系に養子に行った緑の1200が多いのでオリジナル色は懐かしい。
たぶん来年も行きます。
樹が繁ってない季節にも来てみたいですね。