この週末は上越線で蒸機が重連運転されていて、さらに昨日は信越線横川へもD51+旧客を運転してC61+C57+ばんえつ客車と高崎同時発車という過剰な演出。NHKニュースでも放送されていて「あんたも行ってたんじゃないの???」と仕事に出たのに信用されませんでした。
最近は週末となると雨模様が多い。梅雨だから当たり前ですが、田圃の中で傘を差して撮るほど酔狂でもないので上越線は諦めて駅撮り出来るとこに。新川崎と迷いましたが降りたことない黒磯にしました。
宇都宮で乗り換えの時撮りました。この前撮った国鉄色キハ40が今日は2輌とも運用から外れているようです。
西那須野からは新幹線高架に沿って走ります。いや、新幹線が東北線に沿って敷設されたんですが。
宇都宮-黒磯間は朝夕の宇都宮以南直通列車を除き211系5両編成。高崎線の付属編成に使われているヤツで号車番号は11~15号車、両毛線を通って出て来てるようです。
昔ながらの緑幕。231系ではデジタルで線名と行き先が交互表示されるようになりましたが、211系までは地の色で線区を分けていました。高崎線は白地に黒(紺)文字です。211も先頭貫通扉上の表示はほとんどデジタルになって幕のままの車両は稀少になりました。
211系付属の5両編成には一部パンタを増設した車両があります。両毛線の霜取り用だとおもいます。
211系の話が長くなりましたが黒磯着。関東ではここまで来ないと見られない交流専用電車が黒磯だと証明してます。
郡山方の交流区間用機関車の溜まり場。とはいえ交直両用機ばかりでED75はもうこの辺にはいないようです。
郡山方が赤組ならこちらは青組の宇都宮方。65・66・210と平坦区間用直流機はほとんど揃っています。
自宅からスイカで入ったままなので一度外に出ました。駅舎は新幹線高架下にあるので新幹線駅のようですがホームはありません。右端の木製扉は皇室用ではないかと思います。
一番線ホームにもこういう扉があります。ウィキによると那須御用邸最寄り駅ということだそうです。
そのせいかこういう部署もあります。
駅前。TOYAは漢字では東野だと思います。昔、西那須野から大田原を経て黒羽という所まで東野鉄道があったのでその末裔でしょう。
なんとなく避暑地への入り口という雰囲気です。
黒磯は島式ホーム2本と本屋前1本の3面5線のホームとホームのない貨物線が1本あります。各ホームとも昔は長距離列車が機関車交換で停車していたので長いホームが残っています。
一番外側の4・5番ホーム。4番線は郡山方面への電車が発着、5番線は上り貨物が主に使用しているようです。
15両対応と思われるホームに日中は2両編成がちょこんと停車。右の到着下り貨物は3083レだと思います。下り貨物は日中2番線に入ります。
交流専用電車701系、だと思います。今は寝台特急以外黒磯を挟んで運用される旅客列車は無いんですよね。黒磯から先数駅はまだ栃木県なのでどの列車も平均5人位は乗り継ぎ客がいました。
小さいながらも交流らしい屋根上。
夕方、4両で来た721系。
側面だけ見ると半蔵門線に入ってくる東急の電車に色がそっくり。
一方、直流方は日中211系ばかり。宇都宮から来る下り電車は改札口に直結してる1番線に着いて、そのまま折り返すので
上り電車はいくつものポイントを渡って上り本線へと進みます。
今は無停車で通過する列車が無いのでこれでも良いんでしょう。
続きます。