もう先週のことですが
20日から18切符が解禁になるので
その前に関東未乗区間の駆け込み乗り鉄に行ってきました。
南東風の関東未乗区間(JR)は
今回行った鶴見線・南武線支線・五日市線の他に
日光線があります。
少し遠いところでは越後線・弥彦線、飯山線、米坂線。
出来れば今年中に片付けたいものです。
で、今回は鶴見線鶴見駅からスタート。
元が私鉄だからでしょうか、屋根が国鉄ばなれしています。
205系から改造された3両編成。
海芝浦に直通する電車を選んで乗り鉄開始。
昔、ちょっとだけ乗った鶴見線は使い古された101系でしたが、この205系は
ご覧のように良く整備されています。
鶴見を出て二つ目の弁天橋で地元の方が降りてしまうと
車内には一目で乗り鉄とわかる数人しか残っていません。
駅名標に「浜」とあるように全線が横浜市内駅です。
ホームから 海が見える駅、と紹介されることの多い、終点「海芝浦」です。
が、正確には海につながった運河。
真っ正面にはこれが見えます↓
夜、適当な電車があるなら缶ビール持って来たみたいです。
案外、隠れた夜景スポットではないでしょうか。
忘れてならないのは
この駅が東芝専用駅であること。
前身は東芝の引き込み線だったからですが
国鉄が営業していたのも不思議です。
改札出るといきなり東芝の工場ですから。
そのせいか、途中数カ所、工場内への分岐線がありました。
’82年の地図を持っていますが
ここら辺は東芝電気、東芝タービン、そして同じグループの
石川島播磨重工(当時)の工場があります。
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扇町に戻って接続の扇町行きに乗車、
扇町支線の終点、扇町を目指します。
と、いう予定だったのですが
他の方につられて浜川崎で降りてしまいました・・・
予定では扇町往復後、浜川崎で南武支線に乗り替え
南武線、立川経由五日市まで往復して
再び戻って夕方にしかない大川支線に乗る予定でしたが
この時点で大川支線は諦めました。
次の扇町行きは2時間後です。
↑浜川崎駅、先の跨線橋の左手
首都高羽田線の下に南武支線の浜川崎駅があります。
入れ換えのDE10が顔を見せました。
この先には塩浜操、川崎貨物ターミナルがあります。
浜川崎駅出口に続く跨線橋。
右に行けば「JFE専用出口」
その先には↑こんな表示が。
今はJFEですが元は日本鋼管の製鉄所。
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2時間暇なので浅野に戻ってきました。
浅野の駅名は浅野財閥に由来するそうです。
やって来た電車から若者集団が下車。
女性が多いですが皆さんそれなりのカメラを持っており
どっかの写真専門学校か写真部の方々でしょうか。
時間がいっぱいあるので付近を彷徨きます。
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「臨港バス」、この辺にぴったりなバス会社です。
先の線路は海芝浦に向かう線です。
その踏切の先にはこんな看板↑
こちらは踏切手前の駐車場らしい用地ですが
よく見るとレールが残っています。
昔は運河沿いに留置線があったようです。
運河の向こう側は古い地図では東京ガスになっていて
安善駅からの引き込み線もあったようです。
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「ご安全に」の標語がすばらしい通用門。
ユニバーサル造船になっていますが元の鋼管鶴見。
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↑浅野駅から鶴見方を望んだところ。
左に分岐していくのが海芝浦に向かう線です。
左手奥の草むした引き込み線は
日本鋼管製鉄所に続いていたようです。
平面での複線分岐、手前のクロスは
9°30′クロスとかいうやつではないかと思います。
その平面クロスを渡って海芝浦行きの電車がやって来ました。
この駅は池谷によく似ていて
海芝浦支線のホームは左手に独立してあります。
池谷と違って複線の分岐駅なので
二つのホームは手前の線路を構内踏切で渡って行き来します。